愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

断らないと相手に「快・不快」が伝わらない

「いい人」は、「これをやったらあの人が喜ぶ

かな?」「あの人のためになるかな?」など、

相手の「快・不快」スイッチを想像して行動

しています。


しかし相手には「いい人」の「快・不快」スイ

ッチの反応がわかりませんから、どれだけ

気を回しても「同じ人間として認識され

ない」という可能性があるわけです。


それだけではありません。


「いい人」本人も、常に相手の「快・不快」

スイッチを考えてやっているので、相手

から感謝されたとしても自分自身の素直な

「快」の反応を返すことができなくなって

しまいます。


また、普段から自分の「快・不快」スイッチ

働かせていないのですから、たとえば

人から頼まれごとをされて「え~」と嫌が

って見せても、あるいは「その仕事は

ちょっと自分には…」と「不快」の反応を示し

たとしても、相手に伝わらない可能性が

あります。


「断ったら相手はどんな反応をするだろう?」

相手の「不快」を意識しすぎてしまうから、

余計に「不快」が伝わらず、結局は仕事を押し

つけられてしまうことになります。


でも、そこでがんばったとしても、そもそも

「不快」が伝わらないのですから、あまり意味

をなさない。

 

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それどころか誰からも理解されず、本当の

意味で感謝されずにどんどん疲弊し、

やがて「いい人」は負債感に埋れてしまうかも

しれません。


人の気持ちばかりを考えていたからわから

なかった、自分の「快」の感覚がわかってくる。


すると、「あ、これやってみたい!」という

ような気持ちが湧いてきて、実際にやって

みたら「お、前と違って人からの評価が

上がった」ということになります。


また、もしも「不快」だと思ったら、きっぱり

と断れば相手はすんなり引いてくれるもの

です。


どうすることもできない事情があって引き

受けたとしても、根底にある気持ちが

しっかりとしていれば、ちゃんと感謝され、

報われるものです。


重要なのは、「不快」と感じたら「断る」よう

にすること。


そうしていると、いつか自分の感覚が

わかってくるともいいます。


逆に、人の「快・不快」ばかりに注目して

いるのは、そもそも自分にとっては「不快」

なことであるはず。



だとすればそれを続けることによって自分

の感覚が麻痺し、「快・不快」で生きられ

なくなってしまってもおかしくないわけ

です。


だからこそ大切なのは、「不快なことは

しない」と、思い切って断ってみること。


そうすることで人間らしさが戻り、心地

よく人生を生きることができるようになり

ます。



参考図書:『「ひとりで頑張る自分」を

休ませる本』
(大嶋信頼 著、大和書房)



最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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