「快・不快スイッチ」を働かせる
人に気を遣っているのに「自分だけ浮いて
いる気がする…」と感じるのだとしたら、
それはなぜなのでしょうか?
そこには「快・不快」という本能的な感覚が
影響しています。
集団のなかにいても、「快・不快」の感覚に
従ってその場にいられる人は、ストレス
なく「みんなと一緒にいて楽しい」と感じる
ことができる。
ところが「いい人」はまわりの人に気を
遣ってしまうため、自分自身の「快・不快」
で行動を選択できなくなります。
そのため、どんどんストレスがたまり、
「他の人は楽しんでいるのに、自分だけが
ストレスから逃れられない」と、損して
いるような気持ちになります。
そして、そんな状態のまま相手に合わせ
ようとすればするほど、まわりは変な
雰囲気になり、場の空気が白けてしまう
わけです。
いわば、「いい人」を演じるばかりで、
相手の「快・不快」に従って動いている
ということ。
でも、自分の「快・不快」を軸にして動いたり
話題に入ったりしない限り、本心に嘘を
ついていることが相手に伝わってしまい、
「あの人だけ私たちと違う」と認識され、
浮いてしまうことになります。
ところが「いい人」にとってはそれが難しく、
どうしても人の「快・不快」を考えてそれに
合わせてしまいがちです。
その結果、浮いている感じがしてしまい、
みんなから見捨てられないように、
「いい人をやめられない」という状態に
陥ってしまいます。
しかし、それは「快・不快」のスイッチが
鈍っているだけにすぎない。
長年、自分の「快・不快」スイッチを使って
いないとしたら、コツをつかむまでに少し
時間がかかるかもしれません。
しかし、それができるようになると、
「これは普通の人の感覚なんだ」ということ
がわかるはずです。
参考図書:『「ひとりで頑張る自分」を
休ませる本』
(大嶋信頼 著、大和書房)
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度、業務改善コンサルサービスの
LINE公式アカウントを立ち上げました。
『利益率前年比30%アップを実現する
には…』
トップメーカーの業務改善ノウハウを
お教えします。
まずは、下記のURLから
LINE公式アカウントに登録してください。
生産性向上・コスト削減でお困り、
お悩みの中小企業経営者の方、
下記をご覧ください。