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会社という「タテ社会」だけで過ごしてきた男の「末路」

男性サラリーマンが定年退職して、 「会社人」から「社会人」になると、 それまでとは「人と付き合う パターン」が変わってきます。

 

何しろ会社の中で大半の時間を 過ごし、仕事が終わった後も同じ 職場のメンバーと飲みに行ったり、 休みの日は休みの日で会社の仲間と ゴルフに行ったりしていたのが、 そういう機会はほとんど途絶える ことになるからです。

 

一般的に男性はタテ社会の コミュニケーションは得意ですが、 ヨコのコミュニケーションは苦手と いう人が多いように思います。

 

そもそも男性のコミュニケーション 能力というのは何か目的があり、 それを実現するためにコミュニケー ションを取る、 つまりコミュニケーションは手段で ある場合がほとんどです。

 

これに対して、女性はコミュニケー ション自体が目的となり、 とりとめのない話であろうが、 話す論点があちこちに飛ぼうが、 それを楽しみながら延々と続けて いくことができます。

確かにカフェやファミレスに 行っても、女性同士のグループで 和気あいあいと話しているのはよく 見かけますが、中高年の男性ばかりで 集まって延々と雑談に興じていると いう光景は目にすることが少ない ように思います。

 

なぜなら男性にとって、コミュニ ケーションとは、できるだけ効率 よく解答を見つけたり問題を解決 したりするための手段だからです。

 

でも、それはあくまでも仕事の場合で あり、会社を引退した後は自分の 居場所を確保し、孤独に陥らない ようにするためには人とのつながりや コミュニケーションが重要である ことは言うまでもありません。

 

そんなシニア世代にとって、私は 男性でも女性でも特に「異性の友達」 を持つことが大切なのではないかと 思っています。

 

なぜ異性なの?と思われるかも しれませんが、中高年になってから 異性の友人を持つことは極めて有効 だと思います。

 

参考文献:『世界一孤独な日本のオジサン』     (岡本純子著、角川新書)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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