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「これでもいい」と動き出せば迷いは消える

多くの場合、つらい気持ちになるのは、 自分の都合どおりにことが進まない ときです。

 

食べたいときに食べ、寝たいときに 寝られるというようなこととは違って、 相手が存在する人間関係や仕事などは、 なかなか都合どおりにいかないもの だからです。

 

自分の都合の減らし方としてまず有効 なのは、「お先にどうぞ」のひとことに よって心を穏やかな状態に戻すこと。

 

そしてもうひとつは、「これがいい」 ではなく、「これでもいい」と 割り切って物事にあたること。

 

「これがいい」のにまわりの都合が 許してくれない状況において、 「ではどうしようか」と迷っている間は、 人は動けないものです。

行動の元は決断力ですから、つまりは “決めないと動けない”ということ。

 

そして動き出すためには、ひとりで 決断する勇気が必要。仕事を選ぶ、 人間関係をつくる、恋愛をする… などなど、自分がなにをしたいのか、 どうなりたいのか、自分が目指す方向 (目標)をはっきりさせて決断する ことが大切です。

 

そしてそんなとき、「これがいい」と ひとつの方向に固執せず、 「これでもいい」と決めるのも勇気だと いう考え方。

 

でも、これは難しいことではなく、 私たちが毎日やっていることでもある といいます。

 

たとえば、いま着ている服は、 「これがいい」、もしくは「これでもいい」 と自分で決めたものであるはず。

 

同じように、こうした日常的な出来事を 通じて決断力を高めることによって、 苦悩やストレスをかなり減らすことが できます。

 

参考文献:『1分で悟り』     (名取芳彦著、ワニブックス

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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