愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

タスクを実行しやすいステップに分ける

プロジェクトの大きさに圧倒され、 どこから手をつけたらいいのか わからなくなることがあります。

それこそが先延ばしの原因になります。

そこですべきは、スタックのなかの 時間をあてて、段階ごとに細かい計画を 立てること。

そうすれば、どこから手をつければ よいかがわかり、生産性を上げることが できるからです。

主要なタスクのひとつひとつを、 実行しやすいステップに数分で分解する ことが大事です。

たとえば「ウェブサイトの記事を書く」と いうようなタスクがあったとしたら、 次のように分けます。

1. 内容が伝わるタイトルを書く

  1. 質の高い情報源や優れた引用文を  リサーチする

  2. 小見出しや主要な論点をまとめる

  3. 初稿を書く

  4. 遂行して第二稿を仕上げる

  5. 誤字脱字や文法をチェックし、  第三稿を仕上げる

  6. ウェブサイト用に書式を整える

  7. 画像を探してサイズを調整する

  8. 画像を挿入する

  9. 記事を予約投稿する

このようにタスクを小さな行動に分割 すると、なにをすべきかが具体的に わかり、それを予定にどう組み入れれば いいのかが判断しやすくなります。

時間を有効に使って賢く仕事をしている 人は、タイマーをかけて作業をすると 気が散りにくくなることを心得ています。

もしも集中できずに困っているのなら、 ぜひタイマーを使って短期間集中する 方法を試してみてください。

ちなみにこれは、 「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる 手法です。

起業家や生産性の専門家がよく実践して いる時間管理法です。

「人が集中を持続できる時間は限られて いる」という事実。

短時間に集中し、計画的に休憩する サイクルを繰り返したほうが、効率が 上がることに気づいたわけです。

ポモドーロ・テクニックの手順

  1. タスク(たとえば執筆)を選ぶ

  2. タイマーを25分に設定する

  3. 25分間わき目もふらずに作業をする

  4. タイマーが鳴ったら席を立ち、5分間  歩きまわる

  5. また25分間作業に集中する

  6. 作業サイクルを4回繰り返したら、  15~30分の休憩を取る

つまり毎日の120分間の執筆に ポモドーロ・テクニックを導入する場合、 5分休憩が4回入るので、執筆作業は 正味100分ということになるわけです。

もっと続けて作業に打ち込んだほうが 効率的だと思うかもしれませんが、 持続することには限界があります。

最初はやる気に満ちていても、そのうち 集中力が落ちてきて、やがて、 その仕事以外のことがしたくなってくる ものです。

しかしポモドーロ・テクニックを使えば、 気持ちをリフレッシュして集中力を 充電できるため、気が散ったり だらけたりするのを防げます。

数分間の休憩時間が入るため、続けて 作業するよりも作業時間は短くなり ますが、総体的、最終的な仕事の質は よくなります。

参考図書:『Habit Stacking 人生を大きく変える       小さな行動習慣』 (S・J・スコット著、和田美樹訳、日本実業出版社

お読みいただきありがとうございました。

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