愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

時間管理

生産性を高めるために、無駄な「しごと」と時間をなくす

「働き方改革」が政府の最重要課題の ひとつになっていますが、 働き方改革の最重要ポイントは 「自由度」です。 単に早く帰れればいいとか、 働く場所は会社以外でもいいとか、 働いている時間と働いていない時間の バランスが取れていればいいとか、 そう…

「働き方改革」にはフェアな評価が不可欠

経済が長期にわたって停滞するいまの 日本の経済状況において、本当に 保護するべきは「高い能力を持つ社員」 です。 彼らの働きに対して、その高い能力に 見合った評価、 すなわち「フェア・バリューの評価」を 与えることが、日本経済の新たな飛躍の 原動…

「会社に行かない」という働き方

政府も働き方改革を推進する起爆剤と して推進している「テレワーク」とは、 「IT技術を活用した、場所や時間に とらわれない柔軟な働き方」です。 会社の仕事を自宅でできる「在宅勤務」、 移動途中に仕事をする 「モバイルワーク」、勤務先以外の サテライ…

「週休3日で週40時間働く」しくみづくり

2017年6月に、宅配大手の佐川急便と ヤマト運輸が相次いで導入を発表 したのが「週休3日制」です。 深刻なドライバー不足の解消に つながるのかが注目されるところ ですが、ユニクロやヤフーなど、 週休3日制の働き方を導入する企業側は 増えているそうです…

労働時間管理をきっちりと行う

前回に引き続き、第3のポイントは、通常の社員と同様、労 働時間管理をきっちり行う予定だということです。 労働時間の管理を行うからこそ、月の残業時間数が45時間 以内におさまっているかということや、万一45時間を超えた 場合に、いくら追加残業代を支払…

裁量労働制をカイゼンして働き方改革

「働き方改革」の決め手がなかなか見いだせていない中、 独自の仕組みによって先陣を切ろうとするトヨタの動きは、 厳しい国際競争の最前線にいるグローバル企業として、 当然の動きなのかもしれません。 もともとトヨタは裁量労働制を導入しています。 一般…

ストレスを感じている作業プロセスを洗い出す

一生懸命やっていたのに、なぜミスが 起きてしまったのか。 ほかの作業は大丈夫か。 こんな思いのまま仕事をするのは つらい、と感じた時に「自工程完結」 の考え方を取り入れ見直してみること が良いと思います。 不安をなくし、自信を持って仕事を 進める…

『自工程完結』の位置づけ

「自工程完結」とは、良い仕事しか できない、良いものしか作れないと いう条件は何なのか、ということを 徹底的に、科学的に実現しようとする 考え方です。 もはや海外との競争では勝てない、 ということに気づかなければ いけません。 生産性を高め、素早…

ホワイトカラーは生産性向上の意識が低い

仕事をしている人は誰しも、間違った ことをして叱られたり、ミスを出し たり、やり直しをしたりは、したく ないと思います。 だから、そういうことはしないぞ、 と自分に言い聞かせて、仕事に取り 組んでいます。 やってはいけない、起こしては いけない、…

3Dプリンタを活用したモノづくりが本格化・実用化に

近年、「DDM(Direct Digital Manufacturing)」という言葉が 登場し、3Dプリンタで作られた製品、 あるいは3Dプリンタ製パーツを用いた 製品が流通するようになると語られ ましたが、実際には、3Dプリンタに 関連する技術は、ここ数年で めざましい進化を遂…

時間管理の主導権は自分が掌握する

「不公平じゃないか。いつだってやる ことが多すぎる。みんな私に仕事を 押しつけてばかりだ。もう無力感 しかない…」 自分が行き詰まっているのは四方八方 から途方もない量の仕事を頼まれる せいだ、と感じている人は少なく ありません。 このタイプの人々…

現場に問題解決力を持たせ 急速な市場変化に対応する

【問題解決力のニーズ急増競争環境の 変化が背景に】 少し前ならば、組織の問題を解決する のは、ごく一部のトップの仕事でした。 しかし昨今では、現場レベルにまで、 問題解決力を持った人間が求められて います。 競争環境や顧客の急速な変化に対応 する…

段取り8分の意味:トヨタの段取りから学ぶ

「仕事は段取りが8割」と言われる ように、仕事で高い成果をあげる には段取りが欠かせません。 一般的にはスピードアップや計画通り に進むと いう効果がありますが、 「トヨタの段取り」には付加価値が 高まりベストタイミングで仕事が完了 することや質…

『ムダ』を省いて付加価値の高い主作業を増やす(まとめ)

従来、1日8時間かけてやっていた 仕事を6時間でできるようになれば、 2時間の余裕が生まれます。 この2時間を遊ばせてしまったら ムダとりの意味がありません。 多くの企業で業務量が増える一方、 人員はあまり増やせない状況が あると思います。 ムダとりで…

『ムダ』を省いて付加価値の高い主作業を増やす(その2)

作業のムダを見つけるには、 「7つのムダ」という手法が 役立ちます。 これはトヨタの製造工程で行われて きた手法ですが、私たちの日々の 業務のムダを発見する際にも有用 です。 7つのムダとは…。 1.「つくりすぎのムダ」 これは必要以上に多くつくった…

『ムダ』を省いて付加価値の高い主作業を増やす(その1)

日々の業務の生産性を向上するために 着手しなければいけないのは ムダの削減です。 業務に費やす時間は 「主作業」「付随作業」 「ムダ・例外作業」 の3つに分類できます。 主作業とは付加価値の源泉に なっている作業で、この割合を最大化 することが生産…

トヨタ生産方式の適用:カイゼンで、仕事はもっと楽になる(その3)

前回は、7つのムダについて、紹介 しました。 今回は、作業のムリ・ムラについて まとめてみます。 ・問題発見の視点:“違和感”を 感じる対象 7つのムダ以外にも、視覚・感覚から 問題を発見することもできます。 具体的には、周囲の景色や一般的な 感覚か…

トヨタ生産方式の適用:カイゼンで、仕事はもっと楽になる(その2)

前回は、カイゼンの目的と最初の手順 について紹介しました。 今回は、トヨタがあぶり出す7つのムダ についてまとめます。 ・問題発見の視点1:7つのムダ ① 手待ちのムダ 必要な仕事に進めず、一時的にやる ことがない状態。 オフィスでは、次項目の「加工…

実は1年で2920時間しかない「自分の時間」の有意義な使い方

『努力』という意識を捨てるという、 時間の使い方について、考えて みました。 ・自由な時間は1年間で2920時間だけ! 人間に与えられている時間は平等で、 1年間なら8760時間。睡眠時間を1日 8時間とすると、活動に使えるのは 5840時間。 さらに学生や社会…