愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

生きがい

「できない自分」を受け入れると不安や恐れは消える

みんなどこかに一抹の不安を抱えているものです。自分を強く信じていても、他人から批判されると気持ちがめげてしまう。失敗が重なれば自信が揺らぎ、それを責められると、自信がなくなってしまう。では、その「自信」とは何でしょう。みなさんがよく使う自…

「深い思考」をするための時間の使い方

深い思考をしたいとき、細切れの時間 ではなかなかじっくりと向き合うこと はできません。 少なくとも週に一度は必ず3時間くらい のしっかりまとまった時間をとるように 心がけたいものです。 たとえば経営について「長期的になにを するか」といった、高い集…

人生を変えていく環境の選び方・行動のはじめ方

人生を変えていく環境の選び方・行動の はじめ方として、3つのポイントに まとめます。 1. 大好きなことをはじめてみる まず何からスタートするかですが、 興味があり、好きなことから はじめてみると、その先に自分の 人生にエネルギーと刺激を与えて くれ…

アンテナを張って情報を集める

ニュースの読み方として重要なのは、 「疑う視点」を持つこと。 今年のGDPが2.5増でも、昨年も2.5増 だったとしたら、景気回復ではなく 現状維持という判断のほうが正確です。 昨年が3.0だったなら景気が減退して いる可能性もあるわけです。 また経済活動は、…

お金と時間をどう使うかで人生は決まる

経営とは、限られた資源に優先順位を つけ、もっとも効果が上がるように 配分していくことです。 そして、自分自身の限られた経営資源 として、真っ先に挙がるのが「お金と 時間」です。 だとすれば気になるのは、「お金や時間 をどのように使えばよいのか」とい…

「やりたいこと」より、「やる価値があること」をやる

「やりたいことをやりたい」と言う人 は少なくありません。 そして、「やりたいのはどんなこと ですか?」と問うと、「親孝行したい」 「社会に貢献したい」「人の役に立つ 仕事がしたい」「認められる自分に なりたい」など、さまざまな答えが 返ってきます。 もちろん…

摩擦を避けるために…。

なかなか受け入れがたいことですが、 どの道を選択しても、対立は生じ うるし、それに対処していかなければ なりません。 たとえ、他人とぶつかるのを避けたと しても、そのうち自分の中に不愉快な 対立が湧き上がってきます。 逆に、自分の心に素直に生きて…

学問の盗賊にならないために…

無形の学問もあれば有形の学問もある。 心理学、神学、哲学などは無形の学問です。 天文学、地理学、物理学、化学などは有形の学問 です。 いずれの学問においても重要な事は、 知識や見聞を広くして、物事の道理を弁え、 人としての務めを知る事である。 知…

「なにもしない時間」をスケジュール予約する

ノートを買うことは誰にでもできるはずなのに、多くの人がこぼすのが「忙しい」という悩みです。 いくら「空間的な余白」を確保しても、それを書くための「時間的な余白」がないというわけです。 とはいえ、時間上の余白についても考え方は同じです。 「その…

「感情アウトプット」を練習する:モーニング・ジャーナリング

意識すべきは、「他人モード(「自分がどう感じるか」 よりも、「どうすれば他人が満足するか」ばかりを 考えるスタンス)のツール」と「自分モードのツール」 をはっきり使い分けることです。 紙の手帳で仕事のスケジュール管理をしている人は、 その手帳に…

幸せに生きるための術:前向きな人生を目指す

ノーマン・V・ピールの著書『積極的考え方の力』は、ポジティブシンキングという考え方を打ち出した元祖とも言える書籍です。 この本では、自信を育てる方法、怒りや苛立ちを抑える方法などが紹介されています。 彼によれば、幸せな人生を作る方法はたった1…

日本の雇用の49%がAIに奪われる?:会社に残れるのは…?

ご存知の方も多いと思いますが、2013年9月、オックスフォード大学でAIを研究するマイケル・オズボーン准教授が「AIやロボットによって、米国の雇用の47%が消える可能性がある」という予測を発表しました。 以来、世界中に「AI・ロボット脅威論」があふれてい…

企業は社会の幸福に貢献しなければ、存在する資格がない

いかなる企業であっても、社会から必要とされることで、はじめて企業として成り立ちます。 企業は社会の発展に寄与することにより、はじめて存在意義(レーゾン・デートル)を獲得できます。 たとえば、医薬品業界の技術革新が、人類の健康、長寿に貢献して…

パラレルキャリアの構築

仕事以外の関心事がなんであるかによって事情は変わってくるものの、現在の仕事に関心を失ったのであれば、まず、なにをおいても転職を考えるべきだろうとドラッカーは答えています。 したがって大切なのは、日ごろから、現在の仕事以外のものへの関心を育て…

「人は本当に何を欲するのか」という問いへの答え

経営学の言葉で最も本質的だと思うのは、「測定できないものは管理できない」というピーター・ドラッカーの言葉です。 この言葉が示すように、マネジメントの歴史は、数値化への挑戦の歩みだったと言えます。 20世紀の初頭、フレデリック・テイラーは工場で…

人をその気にさせる「ほめポイント」が見つかる質問のしかた

「自分が何をがんばったらいいのか」 「何をしたらほめられ、何をしたら叱られるのか」 「今の自分がどこにいて、どのぐらい成長してきたのか」 これらのハードルを小刻みに、そして適切に設けて、ほめてあげる。 単発でほめるよりも、こうして継続的にいろ…

「無限の努力」を傾け、自分の仕事に誇りをもつ

天職を見つけ、その道を突き進む人は、仕事に「無限の努力」を傾けるようになります。 そのため、やがてライバルといえる存在がいなくなるものだといいます。 帰そうとしたら、それは自分自身のみだということ。 すると、その人の仕事は、他の誰にも真似ので…

普通の人は「仕事」で買われ、高潔な人は「人物」で買われる

結果を出すためには、より質の高い仕事をしようと考えるものです。 「でも、自分の人格を磨こうと思っている人はどれくらいいるのか?」、著者は、そこに焦点を当てています。 会社では成果が重視されますから、優れた仕事をすることはもちろん大切です。 し…

私たちは支え合って「生かされている」

2004年に環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさん。 この方が環境を守る世界共通語として「MOTTAINAI(もったいない)」を広めることを提唱し、国内外で「もったいない」という言葉が注目を浴びたことは、多くの方がご存…

「0から1」以外の独創性を持つと、成功は加速する

より効率的に目標を達成するために必要なのは、自分の内部に独創性を持つことです。 自分独自の考えを持ち、他者との違いを生みだしながら行動していくことによって、達成までの時間を短縮し、「その他大勢」から一気に抜け出すことができるということです。…

「自分の評価基準」を高め、本気度を一気に高める

自分を評価するときの基準を高めるにあたって大切なのは、他人の価値観に基づいて、自分を評価する基準をつくらないことです。 具体的に意識すべきは、自分のまわりにいる人と結果を競うことには、まったく意味がないということです。 そこで、周囲と自分を…

“ゾーン”に入ると行動の質とスピードが上がる

自分の望みを”確実に””短期間で“叶えるための絶対ルールは、「緻密な行動を、集中状態でやる」こと。 自己実現していく人は、そのための仕組みを、意識的にも無意識的にも自分のなかに持っています。 そして、そのカギとなるのが「自分を評価するときの基準…

考えるためだけの時間

新しい考え方が生まれる工程を明らかにすると、すべては「なぜか?」という小さな疑問からはじまっているということがわかるものです。 自分なりに問題を定義(発見)し、問題解決のためにアイデアをひたすら考え、それを実行に移す。 そこからフィードバッ…

無限に成長していくための過程

2007年にアップルがiPhoneを発表した際の、スティーブ・ジョブズの言葉です。 「最高峰の電話はスマートフォンと呼ばれています。たしかに少しばかりスマートですが、使いにくいのも事実です。どのスマートフォンにも、必要かわからないキーボードがついてい…

プラスに考える姿勢をとる

なにか行動を起こすと、つい気になってしまうのはその成果。仕事の成果で評価が左右されることもあるだけに、ビジネスパーソンの場合は特にそうかもしれません。 そこで人は、よりよい成果を導くためにいろいろな工夫をし、「うまくいった」「いかなかった」…

つねに現場からの「変化」を目指す

どんな場所にも、否定から入る人は いるものです。 否定してしまう原因は3つあります。 まずひとつは、「上から目線」。 人は提案を受けて判断する立場に 立つと、悪気はなくても知らず知らずの うちに傲慢になってしまうというのです。 もうひとつは、「耳…

人生の時間は限られている(自分の人生を生きるには…)

人生の時間は限られています。 私はその限られた人生の時間を、最大限自分のために使いたいと考えました。 このまま会社員として働き続けても、それは会社という他人の人生を生きることになり、自分を活かせないと思ったのです。 結果だけ見れば、退職してフ…

財を成す人に共通する条件

現在の日本は「売り手市場」で、大卒の就職率がかなり高い状況です。 どの産業においても、他国とくらべて高い賃金を享受できる環境にあるわけです。 しかし今後の日本は確実に、これまで信じてきた「大国」というポジションから「普通」の国へと変わってい…

「人生の意味」を追求した哲学者たちの教えが詰まった「実存主義哲学」

哲学者ニーチェは、我々がなんの疑いもなく信じ込んでいる道徳心や自己犠牲の精神は都合よく作られた「奴隷道徳」である可能性があるとして警鐘を鳴らして います。 ニーチェは要領がよく自分勝手でいい思いばかりしている者は「悪」であり、報われなくとも…

技術的成長と精神的成長の相互作用

成長とは何かを考えるとき、例えば「技術的な成長」と「精神的な成長」で分けてとらえることができます。 人はまず、技術的に成長したいという意欲を持ちます。 職業を持つようになれば「業務課題をもっとてきぱきこなせるようになりたい」というように、人…