プラスに考える姿勢をとる
なにか行動を起こすと、つい気になって
しまうのはその成果。
仕事の成果で評価が左右されることも
あるだけに、ビジネスパーソンの場合
は特にそうかもしれません。
そこで人は、よりよい成果を導くため
にいろいろな工夫をし、
「うまくいった」「いかなかった」と
評価をしたりします。
しかし、どのような手法よりも成果を
導くために不可欠なものは「姿勢」
だと思います。
「姿勢」とは、考え方、心の持ちよう
のことです。
具体的には、行動を起こすときに
「楽しみだ」と考えるプラスの
姿勢と、「うまくいくはずがない」
と考えるマイナスの姿勢が
あります。
せっかくなにかをしようとするときに、
「どうせだめだ」などと後ろ向きな
気持ちで臨んでも、うまくいくはずが
ないわけです。
「なにかを成し遂げて得た結果=成果」
は、姿勢と手法のかけ算でできている
ものです。
どんなにすぐれた手法を用いても、
姿勢がマイナスであればかけ算の
結果はマイナスです。
ものごとの大小にかかわらず、
この定理は変わらないと思います。
では、どうすればいいのでしょうか?
この問いに対する答えはとても
シンプルで、ものごとをプラスに
考えればよいのだそうです。
ものごとがうまく進むことだけを
イメージし、頭のなかを「楽しい」と
いう感覚でいっぱいにしてみる。
最初はうまくいかないかもしれない
けれど、繰り返しているうちに
だんだんできるようになっていくと
いいます。
そこで、人生のあらゆるかけ算を
プラスにできるように、
「まずは、姿勢を見なおすことから
はじめましょう」ということだと
思います。
参考文献:『日常の中で悟りをひらく10の徳目』
(南泉和尚著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
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