愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

生きがい

自分のために生きることが人のためにもなる

・成功が成功を破壊する?! 道教の開祖として知られる老子の「大者宣為下」という言葉があります。 これは直訳すると、「強大なものこそ下へ下へとへりくだることが大事である」という意味。つまり「強い力を持った者こそ、謙虚であるべし」ということです…

いまの日本で、子どもに未来の希望をいかに語るか

いまの日本は30年、40年前より明らかに多くの課題を抱えた国になっています。 労働コストの相対的低さはなく、少子高齢化で労働人口も減っています。 財政赤字の巨大化は、次世代への大きな負担となるなか、高騰する医療費への対応も切迫しています。 少なく…

「つながりのネットワーク」とソーシャルインパクト

多くの企業やNPOがいま、ソーシャルメディアの仕組みを活かして、さまざまなマーケティングを実践しています。 たとえば、顧客と共同で商品開発をする動きが活発化しています。 また、単に商品を販売して終わりではなく、提供した商品の感想やサービスの…

「自分らしさ」の呪縛から解放されるには…

人間は誰でも、自分のアイデンティティー(と思い込んでいるもの)を守り、その正しさを証明したいと考える傾向があるからです。 でも、本当の自分は、そうした描写や印象や類型とは違うと気がつくと、私たちは自己概念から解放されて、ありのままの自分に戻…

「気づき」「学び」「成長」の3点セットが大好きな人

「気づく」「学ぶ」「成長する」という動詞を、「気づき」「学び」「成長」というように名詞として使うことが流行するようになったのは、いったいいつ頃のことだろうか。 この3点セットは、“ジコケー”と略称される自己啓発本や自己啓発セミナーなどでよく顔…

生きるために働くなんてつまらない

生きるためには稼がなければいけません。 そのために大学へ行き、企業に入る。 定年までの40年間せっせと働いて、家族を養い、65歳になれば引退してゆっくりとした生活を送る。 3ステージの人生というのはそれで成り立っていましたが、それは寿命が今より短…

オンリーワンの働き方

かつては3ステージの人生というもので構成されていた人の生き方や働き方はこれから別の在り方になっていきます。 20世紀になり、経済成長とともに人々は20代前半まで学び、60代まで働いて、その後は引退するという3ステージです。 現在日本は世界一の長寿国…

④人生100年のライフシフトのために

これからの時代、100年人生になった時、ネットワークビジネスがきちっとした「ライフシフト」として伝わっていけば、将来の危機的な問題が解決される可能性があります。 ネットワークビジネスは、自分が愛用し続ける製品で、まずは無料で使用できる関わり…

③不安を使命感に変えれば皆幸せ

高齢者の方がネットワークビジネスを始める動機は、将来の生活が不安だからという恐怖心からかもしれませんが、 もっと健康で長生きして収入を得たいという生きがいに変われば、自分で人生を守ることができるようになります。 さらに、自分の生きるモチベー…

ネットサービスに不可欠の『動員』の新しいあり方(5) 

⭐︎爆発的な技術進化とのシンクロが不可欠 爆発的な成長という意味では、今は技術の方が旬になっています。 人工知能、自動運転、ロボット、ドローン、生体医療、DNA解析等、まさに目の眩むような成長が期待できる(もうすでに始まっている)。 今後のネット…

ネットサービスに不可欠の『動員』の新しいあり方(4)

⭐︎動員のパワーの再発見の必要性 これに呼応するように、日本のインターネットサービスも家族や仲間内の閉じたコミュニケーションツール(LINE等)や、より直感的にその場で感じたことを共有するタイプのサービス(Instagram等)以外には、大きな成長ポテンシ…

ネットサービスに不可欠の『動員』の新しいあり方(3) 

⭐︎『オタク』から『マイルドヤンキー』へ 2011年3月の東日本大震災は、そんな時代の転換点を象徴する出来事であったことが、今になるとはっきりわかってきます。 『日常』と切り離された自由な亜空間で思いっきり羽根を伸ばす『オタク』全盛の2000年代から、…

ネットサービスに不可欠の『動員』の新しいあり方(2)

⭐︎『ニート』を支える経済力の衰退 日本のインターネットの性格を良くも悪くも特徴づけた大量の『ニート』は、インターネットだけではなく、2000年以降のアイドル文化等サブカルチャー全般の興隆にも大いに貢献したと言えます。 この日本のサブカルチャーや…

ネットサービスに不可欠の『動員』の新しいあり方(1) 

◎変化するネットサービスのユーザー像 日本のインターネットに関わるユーザー像やユーザー行動が急激に変化しているとの認識は昨今現場の関係者なら多かれ少なかれ共有するところですが、これまでのところまだこの状況を説明してくれる『通説』と言える分析…

得意より好き…の感覚を大事にしたい!

日々の生活で好きを大事にすることを忘れてきているような気がします。特に学校で教育を受ける頃から、好きよりも得意が大事にされてしまいます。学校では、好きの評価よりも他の人よりできるかどうかを比較に基づいて、得意という感覚が主役になって、人生…

ポートフォリオワーカーになるメリット

ポートフォリオワーカーなどという言葉は知らずとも、ただ『好きなことをやったほうがいい』とか『楽しく仕事できる』とか『長生きするから未来のために』とか言っても?って感じだと思いますが、ポートフォリオワーカーは何も未来のためにって訳だけでもあ…

好きなことを仕事に。(好きこそ物の上手なれ)

・好きなことを仕事にして楽しく 生きるか ・お金のためにキツイ仕事をして 辛く生きるか この二択以外ありえません。 誰でも好きなことしてお金もらえて生活できたらハッピーです。 逆にわざわざ嫌な仕事を選んで生きていきたいなんて人はこの世にはいない…

生きるために稼ぐなんてつまらないしリスキー…だよね~ェ

生きるためには稼がなければいけません。 そのために大学へ行き、企業に入る。 定年までの40年間せっせと働いて、家族を養い、65歳になれば引退してゆっくりとした生活を送る。 3ステージの人生というのはそれで成り立っていましたが、それは寿命が今より短…

相互扶助社会とエシカル・ビジネス

ちょっと気になる本を読んでみた書評・所感です。(『半市場経済』角川新書 内山節(著))頑張れという励ましは、時に脅迫のようにも聞こえます。上のほうから、地方創生だの一億総活躍社会だのと言われるのは息苦しい感じ。そもそも何のため、誰のための頑張…

3ステージからマルチステージへ

20代から60代という時期を、仕事一辺倒、 キャリアアップ一筋で過ごさない。 自分をすり減らすような仕事の仕方は 避ける。 仕事・学び・遊びのバランスをとりつつ、 柔軟に人生を組み立てていく。 これは、いまの日本の働き方改革に 求められるものではない…

パラレルワークの落とし穴

ただし、パラレルワークにも落とし穴はあります。 それは、自分の時間が限られているということをつい忘れ、やみくもに多くのビジネスを抱え込んでしまうというケースです。 「そんなことは当たり前だ、自分は大丈夫だ」という人でも、気付いたらこの罠に嵌…

パラレルワークのメリット:リスクヘッジと効率化

パラレルワークのメリットの一つが「リスクヘッジができる」という点です。 会社員の場合、会社がある程度の安定を保証してくれる代わりに「他の会社の社員としても働く」あるいは「副業をする」といったことは禁止されているケースがほとんどだと思いますが…

将来の課題に対する「解」がパラレルワーク

人生100年時代に備えるにあたって大事なことは下記の2点になるのではないでしょうか。 最低限のお金を稼げるスキルを100年かけて磨き続けること余暇時間を有意義に過ごすことこの課題を一気に解決できる方法が「パラレルワーク」だと考えます。 ①最低限のお…

新しい働き方!?「パラレルワーク」って何? 

・パラレルワークとは パラレルワークとは、同時並行でビジネスをすることを意味する言葉ですが、「複数の収入源を持ち、一つのビジネスに依存しない働き方」ということです。 近年、こういった働き方が注目を集めています。 今回は、パラレルワークとは具体…

セカンドライフに見る生きがい論

生きがいは、人によりその源泉(対象) も感じ方も異なるものです。 自分自身に対して抱いているイメージ、 たとえば「私は慎重な人間だ」とか 「私は明るく楽天的な性格だ」などを 自己概念(自己イメージ)といいますが、 これにより、人生目的・使命・役…

答えは動くことで導き出される

私たちは、行動する前にあれこれ考え すぎて、頭の中だけで堂々めぐりに なり、閉塞感の中でもがき苦しむこと があります。 「走りながら考える」という表現が ありますが、動きだすから考えられる、 解決策が見つかる、やりたいことに 気づけるというのが「行…

自分の手で人生を描き出そう

「この1週間に成し遂げたこと」を 振り返ってみる。 おそらく、あまりたいしたことは していないと感じるだろう。 しかし、「この3年間で成し遂げた こと」を振り返ってみたとしたら、 多くを達成してきたと感じるはず。 なぜなら人間には、短期間で成し 遂げら…

AI時代の「賢さ」とは何か?

これまで「賢い」とされていた人たち とは、学校の試験で高得点を取れる ような、ミスが少ない人であった のかもしれません。 しかし、スマートマシンが台頭する なか、人間がその土俵で勝負しても 勝ち目はありません。 AI時代に人間が付加価値を生み出す…

仕事への情熱・やる気を失ったら…。

2017年のギャラップの調査によれば、 仕事に積極的に取り組んでいると 感じる従業員の割合は、3人に1人に すぎない。 言い換えれば、常に高水準の自発性 と思い入れ、情熱と生産性をもって 仕事に取り組んでいる人は、 3人に1人しかいない。 ということは、…

「まあ、いいか」と「それでいい」でネガティブ思考から抜け出す

自分のサイズ、言うならば、 「人間の器」の大小によって、 同じ経験をしても、得るものに 差が生じます。 心を洗われるような話を聞き、名著と 呼ばれる本を読み、たくさんの人から 尊敬されている人物と出会っても、 その素晴らしさを理解できない人には …