愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

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迷わないために、人生の道しるべを持つ

「なんのために」という目的意識を持つ ことには、「やらなくてはならない」が 「やりたい」になるという以外にも、 もうひとつ大きな効果があります。 それは、人生がブレなくなるということ。 忙しい毎日が続くと、つい足元ばかりを 見てしまいがちです。 それど…

毎日をイキイキ・ワクワクに変える

どうすれば働く時間を、「こなすだけ」 のものから「楽しくやりがいのある」 ものにすることができるのでしょうか? この問いに対し、まずひとつは好きな ことを仕事にすることです。 好きなことをしていれば「こなす」と いう気持ちにはならず、毎日は楽しさ とや…

毎日楽しく過ごすために必要なこと

人生には、2つのタイプがあります。 やらなくてはいけないことで埋め尽く された「こなすだけ」の人生と、 やりたいことであふれた「創造的な」人生。 でも現実的には、「こなすだけ」の毎日を 送っている人も少なくないはずです。 気持ちが乗らないのに決まった時…

頼り合える関係につながる上手な断り方

困ったときに頼りやすい関係を築く ため、自分自身もできるだけ力を 貸してあげられる存在になりたい ものです。 しかし現実的に、いつでも相手の 頼みを聞けるとは限りません。 断らなければならないこともある わけですが、断り方にも工夫できる ところが…

近くにいる人との関係を深める

「遠くの親戚より近くの他人」という 言葉がありますが、もしものときに 頼りになるのは、ふだんから近くに いる人たちです。 とっさのとき、親しい人にこそ 物事を頼みやすくなるものです。 そこで、ふだんから積極的に コミュニケーションをとって相手との …

まわりの人をふだんから観察する

困ったとき、誰かの協力を仰ぐときに 高い受援力を発揮するためには、 ふだんからその相手のことをよく 知っておく必要があります。 相手の不得意なことを頼んだり、 忙しくて猫の手も借りたいという 状況の人にお願いしたりしたら、 相手は不快な思いをする…

どんな嘘のつき方をすれば、社員が育つか?

お釈迦さまが生きた紀元前5世紀 ごろは、衛生環境も食環境も劣悪 だったため、生まれたばかりの子供が 死んでしまうこともよくあったそう です。 そのため、死んだ子を抱えながら お釈迦さまのもとにやってくる母親も いたといいます。 そんなとき、お釈迦さ…

社員を育てるときパワハラにならないか心配…

人を育てるには「方便」が必要です。 「方便」という言葉によいイメージはない かもしれませんが、『広辞苑』(第五版) には「目的のために利用する便宜の手段」 とあり、用例として「嘘も方便」が登場 しています。 ところが仏教用語としての「方便」は少し 違い、同…

新しい感情回路をつくるには「動き」が効果的

脳は年齢とともに衰えていくと「誤解」 されているそうです。 たしかに脳細胞数は誕生時がもっとも多く、 その後は年齢を重ねるごとに減少して いくものです。 しかし脳細胞の減少と相反するように、 脳内物質(アミノ酸類など)は増加し 続けます。 脳に必要…

「考える」と「感じる」は別々の回路?

思考は脳の前頭前野(おでこの奥)を 中心に、たくさんの神経回路を介して 働き、多くの情報を処理することに よって、より複雑な回路を形成します。 すなわち、これが「思考回路」。処理する 情報が多ければ、それはますます発達 するわけです。 俗にいう“頭…

「やめどき」を意識すれば、人生はもっとうまくいく

先延ばしの大きな原因の1つが「完璧主義」 です。 完璧主義は、2つの意味で先延ばしの原因 になります。 まず、失敗の恐怖のために身動きが とれなくなることです。 多くの人は完璧でなければ失敗だと 考えます。 人びとは失敗したくないので、それを 確実に…

自分ばかりガマンしている…と思ったら

期待する役割のズレについて考えて いると、「被害を受けているのは自分 なのに、なぜ自分ばかりがガマン しなければならないのか」という気持ちが わいてくることがあります。 こうした「被害者意識」があるおかげで、 私たちはいつまでも相手に腹を立てて しま…

落ち着いて考え、「役割」を現実的なものにする

ストレスを感じたときは、こうした 「自分が相手に期待する役割」や、 「相手が自分に期待する役割」と、 実際とのズレが生じていないかを 落ち着いて考えてみるべきです。 そうすれば、会社(上司・周囲)が 自分に期待していることを、こちら が間違って理解し…

人間関係のストレスは「期待する役割と、実際とのズレ」から

大抵のストレスは、人間関係から生じる ものだといってもよいでしょう。 仕事量が多いのは、上司や顧客が無茶 ぶりをしてくるからだし、プロジェクトが なかなか進まないのは、同僚が足を 引っぱっているからでもあります。 仕事にやりがいを感じられないの…

「好きなことを見つけなさい」の問題点と解決策

「好きなことを見つけなさい」とよく 言われます。 そうすれば、キャリアでの成功だけ でなく、ひいては人生の成功も手に 入れられる。 本当に好きなことだけをしているのは 確かに楽で気分もいい。 それって、新しい一歩を踏み出すには 最悪の方法ではないで…

期待のこもっている親切心なら持たないほうがいい

自分のためになにかをして、期待 した結果が得られなかったとき、 「せっかくやったのに」とがっかり するのは仕方がないことです。 しかし、自分が他人のためになにかを して、期待した結果が得られなかった ときは、「せっかくやってあげたのに」 とがっかりし…

みんなから好かれる必要はない

いい大人になったにもかかわらず、 いまだに「いい人になろう」と思って 苦労している人がいる。 しかも厄介なのは、この場合の 「いい人」が、「他人から見たいい人」 という意味だということ。 なにをするにしても「いまの言動は どう思われただろう」と気にし、 …

仕事ができる人が持っている「巻き込み力」とは?

仕事ができる人は自分ができないこと、 あるいは不得意なことを知っています。 人間、全方位的に何でもできる人は 極めて少ないものですし、何でも 自分でやろうとすると時間がいくら あっても足りなくなります。 できないことや不得意なことに無駄に 時間を…

「できる人は作業がハイスピード」なのは、自分ができること、できないことを知っているから

プレゼンテーションのスライドや、 会議で使う報告書などを、 ささっと作って事前に共有できて いると、やはりかっこいい印象を 与えます。 また、メールの返信が早いのも 仕事のできる人という印象を 与えやすいアクションの1つです。 ただ、スピードだけを…

感謝を伝える勇気を持とう

感謝は、幸せになるためのツール。 たとえ将来が不安だらけであっても、 いや、そういうときこそ、感謝する ことが自分の人生のためになります。 でも、感謝の気持ちを日記、祈り、 瞑想などで表現していても、相手に 気持ちが伝わらず自己満足にすぎません…

人生を変えていく環境の選び方・行動のはじめ方

人生を変えていく環境の選び方・行動の はじめ方として、3つのポイントに まとめます。 1. 大好きなことをはじめてみる まず何からスタートするかですが、 興味があり、好きなことから はじめてみると、その先に自分の 人生にエネルギーと刺激を与えて くれ…

付き合う人と環境が自分に影響を与える理由

まず、環境と自分の相互作用には、 次の2つの故事に真実はあるように 思います。 1つ目は「朱に交われば赤くなる」。 “人は関わる相手や環境によって、 良くも悪くもなる”というものです。 商社、広告代理店、メーカーの エンジニアなどの新入社員は、 わずか1…

説明の順番その4. 補足情報、結論・相手に促したいアクション

前提をそろえ、結論、根拠という 順番で伝えたら、残りは補足情報。 経緯や根拠にいたった背景、 伝えなくても大きな問題がない話 などがこれにあたります。 たとえば、 「傘を持っていくことにした。理由は 雨が降る可能性があったから。」 ここまでが結論と…

説明の順番その3. 根拠・理由・事実

前提をそろえ、結論や主張をまず 伝えることができたら、次に伝える べきはその根拠や理由、事実です。 根拠や理由を伝えるときのポイント は次の3つです。 ・これから理由を伝えることを示す ・理由をできれば3つに絞る ・理由や根拠は客観的事実で構築す…

説明の順番その2. 結論・主張・本質

結論とは、伝えたいこと、説明したい ことをまずひとことで伝達すること です。 話の前提がそろっている場合は ここからスタートし、説明するべき 結論や自分の主張をズバリ伝えると いうわけです。 ただしこのやり方は、これから説明 しようとする内容につ…

説明の順番その1. 前提をそろえる

伝え方や話し方、プレゼンテーション のやり方などについて、 「結論から話しなさい」と言われる ことがよくあります。 しかし、わかりやすい説明をする ためには、結論を述べるよりも 先にすべきは「結論をそろえること」 です。 ポイントは、これから話す内容…

相手の反応を予測しておく

敏感な人や内向的な人の多くは、 「心配しすぎちゃダメ」と言われがち です。 たしかに状況がちっとも危険では ないとわかったり、考えたことが すべて無駄だったとわかったりした ときには、心配することに費やした 労力は無駄になってしまいます。 しかし、…

アンテナを張って情報を集める

ニュースの読み方として重要なのは、 「疑う視点」を持つこと。 今年のGDPが2.5増でも、昨年も2.5増 だったとしたら、景気回復ではなく 現状維持という判断のほうが正確です。 昨年が3.0だったなら景気が減退して いる可能性もあるわけです。 また経済活動は、…

重要なポイントだけ効率よく押さえる

スキルを高めるために重要なのは、 なんといっても情報と知識です。 そして情報については、投資や 経済環境に関する正しい情報を集める ことが大切です。 そして、そのために、まずは経済ニュース をみるようにします。 ただし時間は貴重な資源なので、 無…

「議事録」の鉄則:議事録は会議中に終わらせろ

会議が終わった数日後に「先日の会議の 議事録です」と書かれたメールが届いたも のの、そのときには、すでになんの会議 だったか思い出せない・・・。 そんなことは、よくある話です。 けれど、会議が行われた2、3日後に 送られてくる議事録なんて無駄です。 議…