ライフシフト
「行動力」や「決断力」によって熱くなった人は、起業で失敗する典型的なタイプなのだそうです。 なぜなら彼らには、自身のやりたい仕事(業種)と、それに必要な資金の調達にだけ注力するという特徴があります。 しかし、それよりも必要なのは、志や理念に基づ…
起業のための準備期間といえば、すぐに思いつくのはその「事業内容」や、必要な資金を集める「資金調達」、社員やアルバイトなどの従業員を集める「人材確保」などがあります。 それらの準備が不足していては、起業することなどできないわけです。 しかし、その際…
忙しいのに人に仕事を頼めず、すべて自分で抱え込んでしまう人がいるものです。 しかし大量の仕事をすべて自分でやろうとすれば、アウトプットの質も下がり、残業も増えて当然。 残業続きで睡眠時間が削られれば、さらに生産性が下がり、また仕事がたまるこ…
会社に身を置いていて、いちばん厄介なのは人間関係。 自分が「こうしたい」と強い思いを持ってものごとに臨んだとしても、上司や同僚、違う部署の人などが足を引っぱる言動をしたり、自分を悪く言うのが聞こえてきたりすることはあるわけです。 特に新人の間…
「働く」とは、自分のためであれ、人のためであれ、なにかを満たすために動くこと。 食欲を満たすために料理をする、睡眠を取るために布団を敷く、食材や布団を買うために稼ぐなど、自分の欲求を満たすためにすることは、すべて「働く」ことだという考え方です。…
「使い手論理のものづくり、説明書のいらない操作性」というコンセプト自体は、アイデアマンなら思いつくことができるかもしれません。 しかし、それ以上に重要なのは、それが叶うまで諦めず、最後までネゴシエーションする粘り強さ(GRIT)です。 それを発揮…
時間の組み立て方についても、内向型人間の大原則は、まとまった時間を確保してから仕事に取りかかることです。 とはいえ多くのビジネス書には、「時間を細分化せよ。そのほうが集中できて効率が上がる」というように正反対のことが言われています。 “25分の仕…
自分の性格とは違うタイプの人の真似をしてもうまくいきません。 自分の性格を嫌い、苦しんできたのは、「外向的であれ」という世間の価値観に流されてきたからです。 しかし、内向型の人間は、内向型らしく生きればよいのです。 現に、内向型の強みを活かして…
ほとんどの人は、平均1000個以上のモノを所有しているそうです。 ところが、一回にひとつのモノしか使うことができないものでもあります。 そのことに気づいたのは、ドライブに出かける準備をしていて、車内で聴く音楽をCDコレクションのなかから選んでいた…
端的にいえば「推論力」とは、見えないものを推測し、適切な結論を導き出す力。それは、 ビジネス思考力:何をどう考えるべきか。 分析力:物事や関係性をどう捉えるべきか。 コミュニケーション力:何をどう伝えるべきか。 生産性:何をどう進めるべきか。 提…
日常的に仕事に臨むなかで、「なにをどう考えていいかがわからない」状態に陥ってしまうことはあるものです。 いいかえればそれは、未知の出来事に出くわして、思わず「頭が固まってしまう」状態でもあります。 それを、未知の出来事に対する「推論」が働かず、思…
相反する思考法のベースにあるのは、自分にとっての「当たり前」を疑う意識。 商品開発やビジネスメイキングをしようとするときだけに限らず、普段の生活から常に、「いま自分の目の前に見えているもの」に対して疑問を持つことが大切だということです。 もちろ…
最近、事業承継についてのご相談を受ける ことが多く、そこでもこの相反する思考法を 使います。 先代と次代で互いに片方しか見えていないか、 対立をしていることが多い。 そこで、それぞれに二律背反をつくり、 気づきを与えながら、万物流転の一部分で し…
成熟社会に必要なものの見方を“相反する 思考法と呼んでいます。 それは、“二律背反”“万物流転”“矛盾統合” の3つを統合したもの。 ひとつ目の二律背反には、「すべてのものは 2つに分かれる」という意味があります。 つまり、ある物事を一方向からしか見ていな…
やりたいことをやるためには、「目的」 「ゴール」「ステップ」を明らかにすべき です。 しかしゴールから逆算してアクションや ステップを割り出していく際に、つい 不要なステップまで抽出してしまったり、 ステップの切り方が偏ってしまったり することもあるで…
マインドフルなリーダーは、集中力、明確さ、 創造性、他者への思いやりを養うことに よって、リーダーの影響力(リーダーシップ ・プレゼンス)を体現しているものです。 リーダーシッププレゼンスは、目に見える 特性。 「いまこの瞬間」に対して客観的な視…
まず気になるのは、「この瞬間に“マインド フル”である」とは、どういうことなのか。 それは、あるがままに、自分の人生、目の前 の出来事のため存在している状態。 現代社会においては生活環境も労働環境も 絶え間なく進化しており、組織にはこれまで 以上に…
若いビジネスパーソンのなかには、 「ポジションがないから、大きな仕事ができ ない」という悩みを抱えている方もいらっ しゃるかもしれません。 しかし、ポジションや権限がなかったら 大きな仕事はできないというものでは ありません。 ポジションがなければ…
「コミュニケーション能力が、キャリアと どう関係するんだろう?」と疑問を抱く方も いらっしゃるかもしれませんが、キャリア の9割はコミュニケーション能力で決まり ます。 なぜなら「誰に、どの程度応援される人に なるか」は、ビジネスパーソンの将来を 決…
人生100年時代は長い。 その間、どうやってお金の不安を解消するか は誰もが持つ悩みです。 会社勤めをしていても、アラフォーあたりに なってくると今の職場でのゴールが見え始め ます。 給料は増えそうにないが、とはいえ転職して も現状よりよい条件は望…
ビジネスだけでなく、趣味やレジャーの分野 でも「お金化」できるスキルシェアの場が あります。 自分の知識を教えたいと考えた人と学びたい 人のマッチングをする「ストアカ」では、 スポーツやハンドメイド、料理などと幅広い 講座を募集しています。 教え…
数千万円の貯蓄があれば末永く安心という わけでもありません。 自分の資産が日々減り続けるという状況は 不安しか生まないものです。 僅かであっても、収入を得る手段が何か ほしい。 とはいえ、若い世代に頭を下げて新しいこと を覚えるのもなかなかしんど…
仕事に情熱を注ぐことは、エンゲージメント と生産性の向上につながります。 しかし、情熱を追いかける場を仕事の世界に 限定するのは現実的でないし、リスクも伴い ます。 社員がみずからの関心を重んじることを許さ ない職場もあるし、それが可能な仕事で…
「ありのままの自分を大切にする」とは、心身 ともに、自分を心地よくすることや、自分の 健康にも意識を向けること。そして同じように、自分の感情や気持ちを 理解し、どんなときも自分のいちばんの味方 になり、自分に愛情を注ぐことも含まれます。自己肯定…
金銭的な制約と時間的な制約は、互いに影響 し合っています。金銭的に余裕がない場合は、時間を無駄に 使う。時間的に余裕がない場合は、お金を無駄に 使う。一銭も無駄にしないようにという金銭的な 目標にあまりにもこだわっていると、 ネットで最安値の洗…
世帯を持ちながら働く女性は少なくありませ んが、そこでしばしば問題となるのが、仕事 と家事との両立の問題です。このことに関して、もしも仕事が忙しくて 家事をする時間がないのなら、仕事を部分的 に外注してみたり、(お金はかかるでしょう が)家事を…
「できないことはできない」と知ることは、 とても大切。とはいえ人は、がっかりするようなことを 避けたがるものでもあります。期待したものの、自分の思いどおりになら なかったとしたら、イライラしてしまう こともあるかもしれません。しかし、「思いどおり…
「あきらめる」ということばには、夢を追い かけることをやめたり、途中で投げ出したり など、マイナスなイメージがついてまわり ます。しかし必ずしもそうではなく、たとえば仏教 では、「あきらめる」と「明らかにする」は同じ 語源だといわれています。そして、…
時短を実現するために、「ながら」は有効 かもしれません。限られた時間のなかで2つのことをする のは、忙しいビジネスパーソンに必須の スキルです。それに「ながら」でなにかを行うと、得し た気分になったりもします。月曜日の朝だけは「ながら」を封印する こ…
まず、何事も自分自身から始まります。その自分のコンディションを自分が分かって いない状態で仕事をするのは、ミスのリスク があるということです。体調に神経質になりなさい、という意味ではありません。まず、自分を大切にする意味で、自分の心と 体の声…