働くとはどういうことか…。
「働く」とは、自分のためであれ、人のためであれ、なにかを満たすために動くこと。
食欲を満たすために料理をする、睡眠を取るために布団を敷く、食材や布団を買うために稼ぐなど、自分の欲求を満たすためにすることは、すべて「働く」ことだという考え方です。
そして重要なポイントは、人は人のために働いたときのほうが多少なりとも気持ちいいと感じるものだということ。
”みなさんは、地球上にたった一人で生きていくことができますか。
”私は、そんなことになろうものなら、さびしくて仕方なくなって、生きていく意味を失うと思います。それが突然誰かがやってきて、二人になったらどうでしょう。その人を失いたくなくて、何かをやってあげたくなるのではありませんか。
結局は自分のためだけれど、人に何かをしてあげることは、自分のさびしさを満たすために、とても重要なことなのです。”
それこそが「働く」ということだと考えます。
結局は自分のためだけれども、人のためになにかをやってあげて、それで喜んでもらえたら、自分が動いたからだと思うことができ、気持ちよくなれる。
だからこそ、人は働くのではないかということです。
これから自分が関わることになる多くの人は、すでに「社会」という、集団で行動をしている場所にいます。
そして、そのなかに入って自分のため、人のために継続して動くには、お金を稼ぐこと、働きを働きとして認知されること、人をさらに大きな単位で動かすことなど、相応の力が必要になってきます。
動いたことによってできる距離と面積(実力×熱量もしくは知識×気持ち)の積、すなわち体積が「仕事」であると捉えると、もっとわかりやすくなります。
社会では、自分の動きを体積(=仕事)にしないと、そうしたと認めてもらえないもの。
しかも、その体積の密度が濃く(質が高く)、大きければ、大きな仕事をしたと認めてもらえるということ。
職に就き、仕事をするとは、自分が動くことによってその体積をつくり、社会のなかで、たしかにそれをしたと認めてもらうことを意味するというわけです。
もちろん、体積をつくるためには多少の勇気や努力が必要になります。
それは不安なことかもしれませんが、働く意味がわかったのなら、まずは小さな体積をつくることから考えてみることです。
参考書籍:『サラリーマン人生100本ノック プロとして働くためのトレーニング』
(北澤孝太郎 著、日本経済新聞出版社)
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