人はみんな違うとあきらめる
「できないことはできない」と知ることは、
とても大切。
とはいえ人は、がっかりするようなことを
避けたがるものでもあります。
期待したものの、自分の思いどおりになら
なかったとしたら、イライラしてしまう
こともあるかもしれません。
しかし、「思いどおりにならない」という
のは、「自分の基準」で考えているからこそ
起こる感情です。
つまり私たちがイライラするのは、自分の
都合どおりにならないとき。
会社に入ったばかりの後輩に仕事の
ミッションを課した結果、その後輩は3回に
1回うまくいったとします。
それを「1/3しか成功しない」と捉えて
イライラするとしたらナンセンスなことです。
そうではなく、「経験が浅いのに3回に1回も
できているのだからすごい」とほめてあげれ
ばいいわけです。
子育てにしても同じ。「この子は1/3しか
できない子だ」と残念がるのではなく、
「1/3もできる子」だと明らかにし、理解
することが大切です。
大切なのは、目的のために「いらないもの」を
捨てること。
自分が生きていくために目的とすべきことは
なにかと考えれば、おのずと答えが出てくる
わけです。
論文の締め切りが迫っているのにどうしても
執筆が終わらないとします。
この原稿を落としたら、学会での信用がなく
なるかもしれません。
人様に迷惑をかけたり、信頼をなくすこと
は極力避けたい。
そのとき、私に必要なのはあきらめること
です。
時間がなくてひとりで論文を書くのが無理
だとしたら、誰かに協力を仰いで、共著と
いう形にして労力を減らすことです。
そうすれば、信用を失うという最悪の事態
は回避できるということになります。
このように、なにかをあきらめることが
必要な局面もあるということです。
参考書籍:『あきらめると、うまくいく -
現役精神科医が頑張りすぎるあなたに
伝えたい最高のマインドリセット -』
(藤野智哉 著、ワニブックス)
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