やるべきことに集中する
職場では、人間関係のちょっとしたすれ違い
などで心を乱されることがよくあるものです。
たとえば、上司から叱られたり、嫌味を言わ
れたりして、落ち込んでしまうというような
ことも少なくありません
自分の提案事項に対して同僚からストレート
に反対意見を言われ、悔しい気持ちになって
しまうというようなことも考えられます。
あるいは部下や後輩が、自分が頼んでいた
ことをちゃんとやってくれていないことを
知った結果、腹立たしい気持ちになって
しまうこともあるかもしれません。
しかし、そのような落ち込み、悔しさ、怒り
などの感情には、できるだけ振り回されない
ほうがいい。
なぜなら、ネガティブな感情ほど心を
クタクタに疲弊させてしまうものはないから
です。
そして、このようなケースにおいて心を疲れ
させないコツは、とにかく「他人のことに
気をとられるのではなく、いまやるべき自分
の仕事に集中する」ことです。
禅に、「而今(にこん)」と言う言葉があり
ます。
この言葉は、わかりやすくいえば「ただ今が
あるのみだ」という意味です。
言い換えれば、「他人のことに意識を奪われ
て心を惑わされるのではなく、今、自分が
やるべきことに集中することが大切だ」と
いうことです。
それが平常心を保っていくコツであり、
また、心によけいな疲労感をため込まない
コツでもあるのです。
つまり心を疲れさせないためには、
人間関係に煩わされることなく、「いま、
自分がやるべきこと」だけを考え、それに
専念すべきだということです。
参考書籍:『心の疲れをとるコツ』
(植西 聰 著、WAVE出版)
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