愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

生き方

自分らしいスタイルを発見する

ちなみに「スピーチの練習は鏡に向かってやる」という方もいますが、表情の確認などをするのでない限り、お薦めはしません。 あくまで聞き手視点に立って、「聞き手から見て自分がどう映っているのか」という、ありのままの姿を認識する必要があるからです。 動…

他人に対して、あまり多くのことを期待しない

他人に対し、あまり多くのことを望まないほうが幸せに生きていける。 なぜなら他人という存在が、自分の願いを100%叶えてくれることなど、まずありません。 それを理解できない人は、いつも他人の悪口ばかり口にし、他人のためにイライラした気持ちで暮らす…

「心の持ち方」次第で幸福度が決まる

スイスの哲学者に、アンリ・フレデリック・アミエル(19世紀)という人物がいました。 『アミエルの日記』という本が日本語に翻訳されていて、多くの人たちに読まれています。 彼は、「心の持ち方」ということを、とても重要視した哲学者でした。 その人が幸福…

80パーセント幸福主義で生きる

生きていくうえでは、100パーセント自分の願いどおりになることはありません。 それは仕事でも、恋愛でも、どのような人間関係においても同じです。 にもかかわらず、「すべてを自分の望むとおりにしたい。 100パーセントでなければ嘘だ」と強く思いながら生き…

中小企業がコロナショックに打ち勝つ第一の条件

帝国データバンクによると、2020年4月の企業倒産は758件で前年同月比16.4%の増加である。 このうち“不況型倒産”(販売不振、売掛金回収難、不良債権累積などによる)が614件と81.0%を占め、前年同月比21.6%増である。 不況型倒産は手元資金不足により資金…

中小企業を襲う「第一次コロナショック」

新型コロナウイルスの影響により、経営状況が大幅に悪化する中小企業が続出している。 感染拡大が収束しても経済への打撃は大きく、中小企業経営者にとっては厳しい戦いがしばらく続きそうだ。 そうした中で、経営者はどう対策をしていくべきか。全世界を震…

目標の立て方

目標のことを、「自分がいまどのあたりを走っているのかを知らせてくれる道路標識のようなもの」だといえます。 したがって目標を立てるときは、自分が人生で本当にやりたいと思っていることと方向性が同じものにすることが大切だといいます。 なお、やる“べき…

クリエイティブな思考を身につける

「リスクとうまくつきあっていく」ことの重要性とは、「現実的なリスク(計画もせずに仕事を辞めたら住むところを失うことになる、など)」と「知覚リスク(インスタグラムに作品をアップロードしたら、まわりからどんな反応があるか、など)」をきちんと見分けら…

重要なのは「いけるかも」という感覚

ここで、「肩慣らしのウォーミングアップ・エクササイズ」を紹介します。 少し長いですが、引用します。 ”あなたが現在の身長のまま、10年後、どれくらいの個人年収になっているか、直感で考えてみてください。 次に、あなたの身長が300メートルくらいになった…

「限界」という思い込みが、高収入を妨げている

「自分の個人年収の限界は、どのくらいだと思っているでしょうか?」。 もし「年収1000万円くらいが限界だ」と思っていたとしたら、900万円に手が届きそうになると、脳はブレーキをかけはじめるのだそうです。 潜在意識は、限界に近づきたくないものだというのが…

人のことより、自分について考える

少し前に「自分探し」ということばが流行ったことがありましたが、それは決して新しいものではありません。 SNSのない時代から、「他者承認を気にするな」ということはさんざん言われてきたわけです。 人間は、人が集まるようになった時代から他者承認を気にして…

「自分はなにも知らない」ということを知る

人は進化しているように見えて、あまり変わっていないものです。 たとえばいつの時代にも、どこの会社にも、「俺はなんでも知っている」と言う人がいるものです。 しかし、そもそも「知っている」とはどういうことなのでしょうか? 問題はその点です。 「知ってい…

チャンスを活かす

チャンスとは、準備ができている人のところにやってくるものだと信じています。 準備ができたから、その情報とつながったのです。 しかし、さまざまな情報が溢れている時代です。 何を基準に判断していいか、迷うこともあると思います。 そんな時は、自分の…

アフターコロナ・マクロレベルでの変化:労働力に起こる「3つの流れ」

まず、マクロな労働力の流れについて考えてみます。 大きく分けて、3つの流れが指摘できます。 1つ目は、「都市から地方へ」の流れ。 緊急事態宣言が終わると、3密を避ける、いわば「嫌密」ムードそのものは長期化します。 東京を中心とした都市への人口流入…

会社の想像力を育む方法:(3)遊び心を持つ

言うまでもなく、危機のときは目標を意識して、真剣に対処しなくてはならない。 しかし、激しいストレスにさらされている人は見落としがちだが、人間が持つ「遊び」の能力も重要です。 ここで言う「遊び」とは、目指すべき目標を一時的に忘れて、即興で行動…

「どうせ」「だって」の呪い

バイアスのなかのバイアス、超高頻度で現れる“トップ・オブ・バイアス”が「どうせ」「だって」だと言われています。 「どうせまたいつもの話でしょ」 「聞いたってどうせ変わんないし」 「お前だって同じじゃん」 「だって聞いてるヒマがないもん」 というように、人の話…

苦手な人と穏やかな関係を築きたいときは

「逃げてよい」とはいうものの、職場や学校など、嫌いな人ともうまくやっていかなければならない場もあります。 もちろん、お互いに尊敬しあって、よい関係を築いていけるのであれば、それがベストでしょう。 ところが職場には必ずといっていいほど、嫌な同僚…

嫌いな人とは適度な距離を保つ

食べ物の好き嫌いがあるように、人に対しても好き嫌いはあって当然。 しかも、自分が好きになれないと感じる人のことを好きという人もいるでしょう。 まさに、蓼食う虫も好き好きだということです。 小学校では、友人みんなと仲良くしようと教わりますし、大…

友人を得るのは出会いの運

表面的な友人はいるが、心から信じ、頼ることのできる“親友”がいない…。 私が友人だと思っている人たちも、この人の定義に従えば『表面的な友人』なのかもしれない。 しかし、自分のすべてを受け止めてくれて、心から信じ、頼らせてくれる関係になるのは、た…

つきあう人は自分で決める

私たちの日常は、自分でカスタマイズすることが可能。 嫌いな人のことを考えて窮屈さを感じているなら、それは人生をよくするチャンスでもあります。 そもそも人間関係には、避けられるものと避けられないものがあります。 避けられないのは、職場や学校での…

嫌いな人がいる自分を責めなくていい

「嫌いな人がいて悩んでいます」という相談を受けることが多いです。 そんなときに伝えているのは、「嫌いな人がいる自分を責めないでください」ということ。 よくよく考えてみれば、嫌いな人がいない人などいないはずです。 しかし、わざわざ自分から「私には嫌…

「まず1回」をやれば、1回で終わらなくなる

「すぐに行動する」ためのヒントとして心理学者のクレペリンが発見したといわれる「作業興奮」。 簡単に言えば、「作業をすることで脳が興奮し、その作業を続けたくなる」という作用のことです。 「なわとびを毎日100回跳ぶ」という目標を立て、実行するとします。 …

仕事が速い人は「5秒」で動く

「やらなきゃいけない」と頭でわかってはいても、なかなか体が動かないということもあるのではないでしょうか? そんな「考えているうちに、行動できなくなる」という現象には、ちゃんと理由があるのだといいます。 それはアメリカのテレビ司会者、メル・ロビン…

文句を言わずに黙々とやる人が信頼される

「4年制の大学を出たのに、コピー取りとお茶汲みしかやらせてもらえません。本当はもっとちゃんとした仕事をしたいのだけれど、上司に言ってもまったく取り合ってくれないのです。頭にきて、この会社を辞めようかと思うのですが、どう思いますか?」 私がもし…

職場で「いい人」を演じると自分が辛くなる

「いい人」を演じる人の考え方のパターンが、下記の3つに現れます。 ・職場ではどちらというと「聞き役」になることが多い ・上司や同僚の機嫌が良いか悪いか、すぐにわかるほうだ ・職場ではわりと空気が読めるほうだ いずれも「あてはまる」と思った方。 それ…

「正解を見つける力」から「答えをつくる力」へ

アート思考がなぜ必要なのかについて、「美術」とは正反対の教科である「数学」と対比して説明します。 数学には「太陽」のように明確で唯一の答えが存在しているもの。 たとえば「1+1=2」が正しいことはすでにはっきりしており、その答えを疑う余地はどこにもないわ…

“アーティストのように”考えた経験

単純化していえば、アート思考というのは、アートという植物のうちの地中部分、つまり「興味のタネ」から「探究の根」にあたります。 ちょっとかしこまった定義をするなら、アート思考とは「自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分な…

職場の人間関係での悩みにどう対処するか

会社に身を置いていて、いちばん厄介なのは人間関係。 自分が「こうしたい」と強い思いを持ってものごとに臨んだとしても、上司や同僚、違う部署の人などが足を引っぱる言動をしたり、自分を悪く言うのが聞こえてきたりすることはあるわけです。 特に新人の間…

働くとはどういうことか…。

「働く」とは、自分のためであれ、人のためであれ、なにかを満たすために動くこと。 食欲を満たすために料理をする、睡眠を取るために布団を敷く、食材や布団を買うために稼ぐなど、自分の欲求を満たすためにすることは、すべて「働く」ことだという考え方です。…

稼ぐコツ:③スキマ時間を休憩にするのはやめよう

稼げない人は、移動中などのスキマ時間を休息にあててしまいがちです。 たとえば、新幹線や飛行機に乗ったとき、あたりを見回すと、寝たり、ビールを飲んだり、スマホをいじったり、完全にオフモードになっている人を多く見かけます。 もちろん、私も疲れが…