ちなみに「スピーチの練習は鏡に向かってやる」という方もいますが、表情の確認などをするのでない限り、お薦めはしません。
あくまで聞き手視点に立って、「聞き手から見て自分がどう映っているのか」という、ありのままの姿を認識する必要があるからです。
動きに集中して見てみると、ボディランゲージの癖がわかります。
たとえば緊張しているため無駄にウロウロと歩いているかもしれませんし、同じ手の動きを繰り返しているかもしれないわけです。
あるいは、ずっと定位置を動かなかったり、表情がまったく変わらなかったりするために物理的なコントラストがなく、見ていてつまらないかもしれません。
音声を消して確認してみれば、普段なら気づけないそうした癖に気づきます。
音声だけを聞いてみると、いろいろなことに気づくはずです。
たとえば「えー」「そのー」を繰り返していて耳障りに感じるかもしれませんし、声に抑揚がなく、眠くなりそうな話し方だったり、早口になっていたりすることもあり得ます。
せっかくのストーリーなのに、感情が伝わらない無機質な話し方になっているかもしれないということです。
しかし音声だけを確認してみれば、そうしたことを把握しやすくなるのです。
このような3とおりの方法によって録画を確認しながら、気づかなかった癖をなおすことが大切。
また、自分をエネルギッシュに見せたいのか、知的に見せたいのかなど、自分が打ち出したい「自分ブランド」の方向にデリバリーを寄せていくといい。
ただし虚像としての自分を演出するのではなく、あくまで自分らしさを強調していくことが大切。
自分の特徴的な強みをよりボリュームアップしていくことで、自分らしい話し方のスタイルを確立することができます。
参考書籍:『世界のエリートは「自分のことば」で人を動かす』
(リップシャッツ信元夏代 著、フォレスト出版)
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