愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「自分はなにも知らない」ということを知る

人は進化しているように見えて、あまり変わっていないものです。

たとえばいつの時代にも、どこの会社にも、「俺はなんでも知っている」と言う人がいるものです。

しかし、そもそも「知っている」とはどういうことなのでしょうか?

問題はその点です。

「知っている」とはどういうことなのかと考えたのがソクラテスです。

「知らない」ということが、「知っている」ということです。

「なんでも知っている」と言う人は、すべてを知っているわけではありません。

知らないことに気づいていないだけです。

「知らないことはない」と言ってしまっているのです。知っていることは、ごく一部です。

「知らないこと」をネットでも検索できません。「私の知らないこと」と検索ワードに打っても出てこないのです。

なぜなら、検索するためには、なんらかのワードが必要だからです。

f:id:hiro3729cd:20210313102111j:plain

たしかに「知っている」と言う人よりも、「知らない」という人のほうが詳しいことが多いものです。

だからこそ、もし定年後に新しい仕事で独立するのであれば、自分の知らない分野を選んだほうが成功する。

逆にいえば、「自分は○○が得意だ」と口に出すということは、すなわち浅いということになるわけです。

いわば「哲学のことはよく知らない」と言う人のほうが“知っている”ことになるということで、危ないのは「知っていると思う」ということ。

しかも「知っている」と思い込む人は、人の話を聞かなくなるものだといいます。

 

参考書籍:『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
中谷彰宏 著、リベラル社)


#社会心理学 #メンタル #ライフスタイル #生き方
#コラム #学び #哲学


最後までお読みいただきありがとうございました。 

 

この度、業務改善コンサルサービスのLINE公式アカウントを立ち上げました。

『利益率前年比30%アップを実現するには…』 
トップメーカーの業務改善ノウハウをお教えします。

まずは、下記のURLから

LINE公式アカウントに登録してください。

 

lin.ee

 

生産性向上・コスト削減でお困り、お悩みの中小企業経営者の方、下記をご覧ください。

 

 

hiroconsulnagoya.com