人は進化しているように見えて、あまり変わっていないものです。
たとえばいつの時代にも、どこの会社にも、「俺はなんでも知っている」と言う人がいるものです。
しかし、そもそも「知っている」とはどういうことなのでしょうか?
問題はその点です。
「知っている」とはどういうことなのかと考えたのがソクラテスです。
「知らない」ということが、「知っている」ということです。
「なんでも知っている」と言う人は、すべてを知っているわけではありません。
知らないことに気づいていないだけです。
「知らないことはない」と言ってしまっているのです。知っていることは、ごく一部です。
「知らないこと」をネットでも検索できません。「私の知らないこと」と検索ワードに打っても出てこないのです。
なぜなら、検索するためには、なんらかのワードが必要だからです。
たしかに「知っている」と言う人よりも、「知らない」という人のほうが詳しいことが多いものです。
だからこそ、もし定年後に新しい仕事で独立するのであれば、自分の知らない分野を選んだほうが成功する。
逆にいえば、「自分は○○が得意だ」と口に出すということは、すなわち浅いということになるわけです。
いわば「哲学のことはよく知らない」と言う人のほうが“知っている”ことになるということで、危ないのは「知っていると思う」ということ。
しかも「知っている」と思い込む人は、人の話を聞かなくなるものだといいます。
参考書籍:『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
(中谷彰宏 著、リベラル社)
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