少し前に「自分探し」ということばが流行ったことがありましたが、それは決して新しいものではありません。
SNSのない時代から、「他者承認を気にするな」ということはさんざん言われてきたわけです。
人間は、人が集まるようになった時代から他者承認を気にして生きてきました。
昔から「いいね!」を欲しがり、「よくないね」を恐れていたのです。
「自分が一番興味深い対象である」と言ったのがソクラテスです。
人のことを気にするよりも、自分に興味を持とうということです。
他者承認を求めるよりも、もっと自分に関心を持った方がいいのです。
自分を好きになることは、自分に関心を持つということです。
本当は、もっと自分の「好き」にこだわっていい。
それは、勉強にしても同じ。
なぜなら、「なぜかこのジャンルが気になる」とか、「なぜかこの本棚が気になる」ということは、理由のないものでもあるからです。
究極の興味は「自分」であり、いちばん楽しいのは自分のなかの宇宙。
自分は、なぜこういうものに興味を持つのか。
自分はどこから来て、これからどこへ行くのか。
それこそが哲学の究極のテーマだということ。
「自分は誰?」ということです。相手が誰とか、世の中でどういう人がウケるかではありません。
「自分は何ができる」でもありません。 「自分は何が好きなのか」です。
つまり、人間は「自分がどういう人間なのか」について考えることが許されているというわけです。
参考書籍:『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
(中谷彰宏 著、リベラル社)
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