危機が起きているときは、問いに対する直接的な答えが得られない場合も多い。
そこで、良質の問いを投げかけることが重要になります。
危機で最も自然に浮かび上がる問いは、「私たちはどうなってしまうのか」といった受動的なもの。
しかし、「どうすれば、新しい選択肢を生み出せるのか」といった能動的な問いを投げかけてはじめて、自分たちに有利な状況を形づくれる可能性が出てきます。
創造性を発揮するとは、前例や既存の選択肢に囚われることなく、新しいアイデアや新たなアプローチの探求を促進するような問いを発することです。
新型コロナウイルス感染症をめぐる危機で有効な問いには、たとえば以下のようなものがあります。
・どのようなニーズが重要になりつつあるのか。
・どのようなニーズが満たされていないのか。
・私たちが顧客のためにできていないことは何か。
・いま、まったくのゼロからビジネスを立ち上げるとしたら、どのような会社やサービスを築くか。
・現在の得意先は、なぜ私たちと取引を続けてくれているのか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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