愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「高い能力」はリーダーの邪魔になる(菜根譚より)

400年前の無名の著者が書いた処世訓は、なぜ今も読まれ、影響を与え続けるのでしょうか? 仕事を成功させるためには、能力や才能を必要とすることは言うまでもありません。経営者で言えば、経営手腕ということに なりますが、これに恵まれることが必要条件と…

3つの宗教が交わる稀有の本(菜根譚より)

400年前の無名の著者が書いた処世訓は、なぜ今も読まれ、影響を与え続けるのでしょうか? まず儒教ですが、これは身を修め、天下国家を治めることを説いた「表」の道徳です。「建て前の道徳」と言ってもよいでしょう。しかし「こうすべきだ、ああすべきだ」…

人間関係が難しいのは、今に始まった ことではない(菜根譚より)

400年前の無名の著者が書いた処世訓は、なぜ今も読まれ、影響を与え続けるのでしょうか? 現代は人間関係の難しい時代だと言われます。現に、家庭、職場での関係、さらには友人や近隣との関係など、人間関係がうまくいかなくて、悩んでいる人が多いようです…

自社の本質的な価値を磨き上げる

グローバルに成長するためにいま必要なのは、自社の本質的な価値を掘り起こして、徹底的に磨き上げることです。「本質的な価値」は企業の数だけありますが、磨き上げる方向性は基本的には変わりません。それはクオリティの追求です。アメリカで生まれたTQC(…

デジタル時代の共感とは・・・

いいね!、友達、フォローする、シェアする。デジタル時代には、初対面の挨拶もしないうちから一種の共感を得ることがあります。リアルで出会う前にいくつかの接点(SNSツール:Facebook,Twitter,You Tubeなど)から共感の糸で結ばれていることが多いです。…

話す力、聞く力よりも大切なもの:いまなぜ「問いかけ」が求められるのか

コミュニケーションにおいて、話す力や聞く力はしばしば重視されています。一方で、発言を控えて、「問いかける力」を高めようとする人は、少ないと思います。実は人間関係を築くのも、問題を解決するのも、物事を前進させるのも、すべては適切な質問があっ…

口は一つ、耳は二つ。お客様の声は「自分の話の2倍」傾聴する

営業というと、「話し上手」である ことが必要であるように思いがち。 しかし、話し上手は営業の 絶対条件ではないと断言します。 話し上手、説明上手であるにも かかわらず、成績が上がらなかったり 契約をまとめるのが下手な営業は 少なくありません。 それ…

影響力を持つリーダー:自制心と寛容、謙虚と知恵

今日のコミュニケ-ションメディアでは、同情より批判が、許しよりも裁きが幅を利かせているように思えます。大勢の人が片手には言論の自由という剣を、片手には、黙秘権という盾を構えていることに慣れてしまっているようです。そうすることで、人間関係が…

役割に徹すれば平気でいられる

本来の目的を確認すれば、自分が いかなる役割であるかがわかるもの。 前述の話でいえば、わかりやすく 提示するプレゼンターという役割で あり、上司に報告して指示をあおぐ 部下としての役割。 そうした役割を果たすことに意識を 集中すれば、楽な気持ちで…

デジタル時代の『成功』はコミュニケーションスキルに始まる

思いやりとか共感といったソフトスキルは、プログラミングや営業や設計などのハードスキルを著しく効率的にします。ソフトスキルは、ハードスキルを生産性や組織力や利益に結びつけます。これらは、すべて人間の努力や熱意や献身を必要とするからです。私た…

人前で話すのが楽になる発想の切り替え

人前でプレゼンテーションしなければ ならないとき、「失敗したらどうしよう」 「質問にうまく答えられないのでは ないか」「レベルが低いと思われるかも しれない」など、いろいろなことを 考えてしまい、気持ちがつらくなったり するものです。 そして、いざその…

自分の刃を研ぐ:『7つの習慣』からの自分磨きの教え

現代はインスタント志向の時代と言われます。我々現代人は、スピードと結果を求めすぎるあまり、土台を積み上げていくプロセスをおろそかにしてしまいがちです。しかし、どのようなことであれ、豊かな結果を永続的に手に入れるためには、しっかりした土台づ…

「自己チュー」を捨てれば人目も気にならない

考えすぎたり、気にしすぎたりする のは、特定の見方や思い込みに とらわれているためです。 そうした見方を変えたり、思い込みを 捨てると、ストレスが減って気持ちが 楽になります。 人目を気にする人は、自分では謙遜 しているつもりでも、実際には尊大な…

コンピュータが仕事を奪う!?

我々が「名人の神業」と評価してきた仕事も、次々とコンピュータに奪われています。美術品の鑑定も、本物と判明している絵をコンピュータにある程度覚えさせると真贋を見抜くようになるそうです。色の塗り方を数値化し、特徴が一致しているかどうかを統計学…