愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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役割に徹すれば平気でいられる

本来の目的を確認すれば、自分が いかなる役割であるかがわかるもの。

前述の話でいえば、わかりやすく 提示するプレゼンターという役割で あり、上司に報告して指示をあおぐ 部下としての役割。

そうした役割を果たすことに意識を 集中すれば、楽な気持ちで目的を 達成することができるということです。

また、相反する欲求があると、 心の平穏はなかなか保てません。

たとえば、人前に立つのがとても 苦痛であるにもかかわらず、目立ち たいという強い欲求を持つ場合など がそれにあたります。

そういうときには、「目立たなくて いい、ただ役割を果たせばいい。 発表者(=伝達者)という役割に 徹しよう」と決意すると、 心が落ち着いてきます。

たとえ緊張していることが知られても、 なにも困ることはありません。

それどころか、むしろ自分を守ること にも役立っているというのです。

なぜなら、人前で緊張する性質だと、 「緊張したのでいまくいかなかった」と 自分で思うことができ、 また、ほかの人もそう思ってくれるから。

事実、まったく平然とプレゼンテー ションする人よりも、緊張で多少どぎまぎ しながらプレゼンテーションする人の ほうが好意的に評価されるという報告も あります。

しかも圧倒的多数の人は、緊張している 人に対し、「落ち着いて、がんばって!」と 応援しながら見ているのであり、 あざ笑ったり、バカにする人のほうが 圧倒的に少数です。

そもそも緊張してしまうのは、 「緊張してはいけない」と思うから。

しかし必要なのは緊張しないことではなく、 不安にならないことでもないもの。

緊張しても、不安であっても、自分の力を 発揮できるようになることが大切だと いうことです。

その証拠に、緊張してもかまわないと 割り切れば、持っている力を発揮できます。

参考図書:『「気にしい」のもやもやが 消える方法』(根本橘夫著、WAVE出版)

お読みいただきありがとうございました。

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