愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

口は一つ、耳は二つ。お客様の声は「自分の話の2倍」傾聴する

営業というと、「話し上手」である ことが必要であるように思いがち。 しかし、話し上手は営業の 絶対条件ではないと断言します。

話し上手、説明上手であるにも かかわらず、成績が上がらなかったり 契約をまとめるのが下手な営業は 少なくありません。

それどころか逆に、朴訥なしゃべり方 しかできない人がトップ営業マンで あるケースも少なくないのです。

その理由は、営業のいちばん大事な 仕事は話すことではなく、「聞く」こと。

じっくり腰を据え、お客様がなにを 欲しているかを知ることが、営業と いう仕事の第一歩だということ。

そして、そのことを念頭に置いた うえで、「営業がするべきこと」を まとめると…。

①顧客のニーズを知る

②そのニーズに合致した提案をする

➂金額や納期の確認をする

④成約

になります。

ところが話し上手な営業は、 じっくりとお客様のニーズを探る 前に商品の説明や提案をしてしまう というのです。

つまり①をすっ飛ばし、②も 不完全になっているということ。

するとその結果、ある程度話が 進んだとしても、「やっぱりいいや。 今回はご勘弁」となってしまうこと になってしまうかもしれません。

これが、話し上手な営業が陥り やすい失敗パターンなのだそうです。

「口がうまい営業は、無意識のうちに 会話の主導権をお客様から奪って しまう」という大きな欠点を持って います。

もちろんお客様のニーズを探ろうと してはいるのでしょうが、 つい自身が会話の主導権を握って しまうということ。

そうなると当然のことながら、 お客様のほうは「聞く側」に回ること になります。

しかし、お客様が聞く一方になって しまうと、 「お客様は、こういう商品を望んで いるのではありませんか?」 「こういう商品が手に入れば便利だと 思いませんか?」 「この商品が○○円なら安いと思い ませんか?」

というように、お客様がイエス・ノー で答えれば済む質問形式で営業トーク を進めてしまいがちです。

しかし、それではお客様の細かい ニーズを探ることができません。

しかも厄介なのは、質問の答えと ニーズがぴったり一致している お客様には、この方法でも売れて しまいます。

下手に売れるからこそ、自分の 営業が不完全であることに 気づけない人が意外に多いという わけです。

そしてその結果、疑問や問題点を 感じたお客様には売ることができない、 打率の低い営業を続けることになって しまいます。

参考図書:『元野村證券トップセールスが       教える 伝説の営業術』      (津田 晃著、プレジデント社)

お読みいただきありがとうございました。

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