愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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人前で話すのが楽になる発想の切り替え

人前でプレゼンテーションしなければ ならないとき、「失敗したらどうしよう」 「質問にうまく答えられないのでは ないか」「レベルが低いと思われるかも しれない」など、いろいろなことを 考えてしまい、気持ちがつらくなったり するものです。

そして、いざその場になると、口が乾き、 喉が震え、心臓はバクバク、膝も ガクガク、頭に血が上ったりもして、 ひどく混乱してしまうわけです。

人前でのプレゼンが苦痛なのは、 失敗したり、低い評価を受けることで 傷つくことから、自我を守ろうとする 意識が働いているためです。

プレゼン本来の目的をないがしろにして、 傷つくのを避けることを主な目標に してしまっているのです。

プレゼンするときは、たしかに評価 されることを避けられません。

しかし、「評価される場だ」という思いが 強すぎると、それが過度のプレッシャー になり、自分の力を発揮できなくなります。

「失敗は絶対に許されない」という 気持ちが強くなり、発表後もうまく いかなかった点ばかりが気になって しまうのです。

しかし本来、プレゼンテーションの 目的は、伝えるべき内容を聞き手に わかりやすく説明すること。

そこで、この目的を確認し、この目的遂行 にだけ注意を集中させればいいわけです。

すると、どのように話の展開を組み立て ればいいのか、どのような資料や図表を 提示すればいいのか、というような 建設的な方向へと気持ちが向くものです。

自己防衛したり、自分を誇示しようと する意識から抜け出ることができると いうことです。

仕事のことで上司に報告しなければ ならないときにストレスを感じるのも、 「落ち度を指摘されるのではないか」 「叱られるのではないか」というような ことばかりを考えてしまうから。

しかし、上司への報告の本来的な目的は、 「状況を正確に伝えて指示をあおぐ」 ことです。

もちろん自分のミスがあれば叱られる 可能性はありますが、それはそれとして、 本来の目的を達成することに集中すべき。

そうすれば、叱られることは副次的な こととなり、気持ちが楽になるはず。

その場、そのときに、本来の目的を確認し、 その遂行だけに意識を集中させるように 努めるべきだと思います。

参考図書:『「気にしい」のもやもやが 消える方法』(根本橘夫著、WAVE出版)

お読みいただきありがとうございました。

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