愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

自分の刃を研ぐ:『7つの習慣』からの自分磨きの教え

現代はインスタント志向の時代と
言われます。

我々現代人は、スピードと結果を
求めすぎるあまり、土台を積み上げて
いくプロセスをおろそかにしてしまい
がちです。

しかし、どのようなことであれ、
豊かな結果を永続的に手に入れるため
には、しっかりした土台づくりが
欠かせません。

『7つの習慣』という本の著者
コヴィー博士は、この本の中で
「積極的な考え方(プラス思考)」
「人間関係のテクニック」
「成功するためのイメージのつくり方」
「自己PRの戦略」
などの方法だけでは、
真の成功や永続的な幸福を手に入れる
ことはできない、
と述べています。

そして、原理原則を自らの「人格」
に深く内面化させる以外に、人が
真の成功を達成し、永続的な幸福を
手に入れる方法はない、と述べ、
これを「人格主義」と呼んでいます。

豊かな結果を永続的に手に入れる
ためには、土台となる
「人格(人間性)」を養うことが
不可欠であると教えてくれています。

 

f:id:hiro3729cd:20190402163207j:plain

 

『7つの習慣』の中に出てくる
「きこりの話」も示唆に富んでいる
ので紹介します。

森の中で、一人のきこりが、一本の
木を倒そうとして、5時間も
ノコギリをひいていました。

それでも木は倒れそうになく、
きこりはヘトヘトに疲れています。

ある人がきこりに、
「少し休んで、そのノコギリの刃
を研いだらどうですか?
そうすれば仕事がもっと進みますよ」
とアドバイスするのですが、
きこりは、「刃を研いでいる暇
なんてないさ。切るだけで
精いっぱいだ」と答えます。

刃を研ぐ時間を作りさえすれば、
その後の作業が飛躍的に進むのに、
このきこりは ノコギリをひく
作業に忙しくて、刃を研ぐ
時間を作ろうとしないのです。

目の前の木を切ることを急ぐあまり、
かえって遠回りしてしまっている
わけです。

ここでいう「刃を研ぐ」というのは、
「人格(人間性)を養うこと」
「自分磨きをすること」
人間力を高めること」
のたとえです。

 

コヴィー博士は次のように述べて
います。
「つまるところ、人生に立ち向かう
ために使える道具は、自分自身しか
ないのであり、自分の業績はすべて、
この道具を活用してつくり出すもの
である」

自分自身を磨き、人間性を高める
ことこそが、人生における豊かな
収穫をもたらすということだと
思います。

しかし現代人の多くは、上記の話の
きこりのように、
自らの人格(人間性)を磨くこと
には、日々の時間をほとんど投資
していなくて、そのため目の前の
問題解決や課題達成に向けた行動が
空回りしがちな傾向にあると
思われます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

※経済的・時間的・空間的自由を
得て、権利収入を確保する。

これ以上の素晴らしい
ビジネスモデルは
今後、しばらくは出てきません。

一度その内容をご覧ください!

 

peraichi.com