愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

ストレス下で集中と平静を保つ方法:アンカリング

不安やストレスで心ここにあらず、
という状態から一瞬で抜け出す方法が
あります。

 

それは、身体感覚を通して自分を
現実につなぎ止める「アンカリング」
という方法です。


 

自分の身体に注意を向けることで
(その感覚の快・不快にかかわらず)、
いまこの瞬間の出来事に自分を
つなぎ止めることができる。


 

つまり、身体が「アンカー(錨)」に
なるのです。

この「アンカリング」は次のように
働きます。

 

さまざまな身体感覚――身体のこわばり、
血液循環、痛み、快感など――を避けずに
意識することで、自分の身体に注意を
向ける。

 

あるいは快・不快を伴わない、右肩や
左足土踏まずといった部位の感覚を
感じるだけでもよい。

 

この行為によって、瞬時に現実へと
立ち戻りやすくなります。

 

過去や未来のことに心を奪われて
いるとき、目の前の瞬間へと戻る
最速・最善の方法は、身体を意識
することです。




心のさまよいは、さまざまな無用の
苦しみを自分に与える原因にも
なります。

 

脳の側頭葉内側部にある扁桃体は、
恐れを感知して処理する部位です。


 

潜在的な脅威をはらむ状況では、
偏桃体が活性化して生理学的な
変化を引き起こす。

 

たとえば不愉快なメールを読んで
いるだけでも、筋肉がこわばったり
呼吸が速まったりします。

 

この相関性は非常に強固で、人間は
みずからの身体反応を危険の証拠
だと捉えてしまいます。

 

パブロフの犬が、ベルの音を食事の
合図だと考えるのと同じです。

 

これが悪循環につながる。

 

扁桃体の活動によって筋肉がこわばり
呼吸が速まることで、さらに扁桃体
活性化してしまいます。


 

しかし幸いなことに、アンカリングを
用いればその悪循環から抜け出すこと
ができます。

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●呼吸を1回する

たった1回、意識的に呼吸するだけで、
物の見方を変えることができます。

 

1回の呼吸によって、頭の雑音を
いったん止め、脅威を感じて動揺した
身体を静めるチャンスが生まれます。

 

人は苦しいとき、自分自身に物語を
語り、それを信じ込んでしまいます。

 

一呼吸入れることで、その物語から
抜け出し、騙されにくくなります。


息をたどって身体に注意を向ければ、
頭がここにあるか否か(目の前の
意図とより大きな目的に、思考が
沿っているか)を判断するだけの
余地が生まれます。



そして、自分がとるべき道を意識的に
選べるようになります。

 

●感情に注意を向ける

アンカリングのもう1つの目的は、
感情を捕らえることです。

 

感情は、仕事においては特にだが、
負担のように思えるかもしれない。

 

しかし、感情を認識することは
重要です。

 

逆説的だが、ネガティブな感情を
ありのままに受け入れることは、
むしろネガティブな感情や気分障害
抑制することにつながる。

 

つまり、不快な感情を認め受け入れる
ことによって、その負の威力を軽減
できます。



身体に注意を向けると、感情の
湧き始めでその情報を感知できる
ため、心身すべてが感情に乗っ取ら
れるのを防ぐことができます。

 

●身体は人間の共通体験である、と
考える


自分の身体を意識することは、
他者への共感を――たとえ厄介な
相手に対してでも――
育むきっかけになります。

 

なぜなら、身体は人間にとって
大きな共通項だからです。

 

身体およびその快感や苦痛は、
人々に共通の体験です。

 

身体に伴う痛み、病気、ニーズ、
屈辱。望み通りの身体が手に
入らないこと。

 

己の肉体がいつかは滅びるという
恐怖感。

 

身体との闘い、あるいは身体に
ついて見て見ぬふりをすること。

 

これらは誰もが経験することです。

 

自分の身体を無視すれば
(あるいは意識的に無視しようと
努めれば)、他者との根本的な
共通点を見失うことになります。

 

身体を意識することで得られる共感は、
不満と苦痛を長引かせず、仕事上の
生産的な人間関係をつくるうえで
役に立ちます。


 

●些細な喜びを強く感じる

人間は快感よりも苦痛に敏感な生き物
です。


しかし、自分に言い聞かせて練習
すれば、身体があってこその単純
だが確かな喜びを、1日中体験できる
ようになります。

 

仕事をしていればストレスは避けられ
ない。

 

だがその対処には、面倒な習慣や回避
手段は必要ない。

 

自分を現実につなぎ止めて立ち返る
ために、身体感覚をしっかり感じる
だけでよいのです。


 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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