愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

マインドフルネスで仕事・生活に集中する

「マインドフルな意識」とは、 集中と感知という2つのスキルに よってもたらされるものです。

 

より詳しく言うと 、「集中(focus)」とは いま自分がしていることに専念する 能力であり、「感知(awareness)」 とは自分の意識の状態を認識し、 気を散らす物事を捨て去る能力である。

 

マインドフルネスはただ座って行う だけの行為ではなく、「意識を鋭敏・ 明晰にすること」と心得えます。

 

そしてマインドフルネスを行動の なかで行うことは、マルチタスクと いう実現不可能な行為よりも はるかに有益となります。

 

「マインドフルに働く」というのは、 オフィスに着いた瞬間から、自分が 行うすべてのことに集中と感知を 用いること。

 

目前の作業に集中し、自分の内外に 生じる邪魔・雑念を感知して捨てる。

 

それによってパフォーマンスが 高まり、ミスが減り、創造性さえ 高まる。

メールの受信箱を開く時はマインド フルネスを用いるようにする。

 

重要なものだけに「集中」し、 ノイズにすぎないものを「感知」 します。

 

1日をうまく始めるには、メール チェックを朝一番の作業にはしない ことです。

 

そうすれば、集中力と創造性が とりわけ高い時間帯に、気を散らす 物事や些細な問題の殺到を避ける ことができます。

 

1日の時間が経つうちに脳が疲れ 始めたら、マインドフルネスに よって、意識をクリアに保ち 判断の誤りを避けることができる。

 

最後に、1日が終わり自宅への帰途 につく時に、マインドフルネスを 行う。

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通勤時間中の少なくとも10分間は 電話の電源を切り、ラジオも消して (車通勤の場合)、マインドフルな 状態に身を置く。

 

浮かんでくるすべての考えを無視して、 自分の呼吸に意識を集中する。 このエクササイズによって、1日の ストレスから解放され、帰宅後に 家族との時間を満喫できるように なる。

 

マインドフルネスは、人生を スローモーションのように生きる ことではありません。

 

その目的は、仕事と私生活の両面で 集中と感知を高めることにある。

 

気を散らす物事を捨て去り、 個人と組織の目標に専念すると いうことです。

自分のマインドフルネスを このようにコントロールしたいと 思います。