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主導権を与え、緊迫感をやわらげる「腹見せの術」

やっかいな人と話すとき、人は無意識に 話のなかで主導権を握ろうとするもの。

 

それはもともと「優勢が勝ち、劣勢は 負ける」と思っているからです。

 

特に男性にこの傾向があるといいますが、 攻撃態勢にある人に対して優位に 立とうとすると、相手はこちらの喉元に つかみかかってくることになるでしょう。

 

すると両者とも痛手を負うことになる ので、その後も敵対したままとなり、 和解の道は歩めません。

 

さらに、予備知識として押さえておく べきことがあります。

 

多くの場合、やっかいな人は自分の 無力を感じたとき、理不尽極まりない 行動に出てしまいます。

 

そのような状況で相手を攻めると、 相手はさらに無力を感じ、逆上する わけです。

 

 

やっかいな流れに身をゆだねるとき、 相手に主導権を与えると、一瞬の うちに関係が変わります。

 

相手の権力を増大させることで、 相手はさらなる攻撃に出る必要が なくなります。

 

そしてその瞬間、相手にとって自分は 危険人物ではなくなるので、 そうして相手の陣営に入るわけです。

 

その際の指導者は、当然ながら相手。

 

するとたいてい、敵だった相手は 新参者を無意識に守ろうとします。

 

なぜなら、それが陣営指導者として すべきことだからです。

 

仰向けになって腹を見せることで、 さらに一歩踏み込むことになります。

 

なぜなら、それは自分の弱点を認める だけではなく、相手のやっかいな 部分をなごませるからです。

 

危険なことのようにも思えますが、 この方法は驚くほど効果があります。

 

事実、クライアントはこの方法を 使って、離婚相手からビジネス パートナーまでの、すべての相手と 和解してきたといいます。

 

そしてもうひとつ、この方法が 興味深いのは、「組織内のやっかいな人」 だと思うようなタイプの人にも 効果があります。

 

自分を従順に弱く見せることで、 好戦的な同僚、あるいはもっと 強い人たちや権力のある人たちの 攻撃を抑え、流れを変えることができ ます。

 

参考文献;『身近にいる「やっかいな人」から 身を守る方法』 (マーク・ゴールストン著、あさ出版

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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