過去よりも未来に目を向ける｢タイムトラベル法｣
｢タイムトラベル法｣のポイントは、 同じ会話をやっかいな人と何度も くり返してはいけないということ。
｢最後までやり抜いたことがない じゃない｣｢おまえはいつも俺を けなす｣｢一度くらい、責任をとってよ｣ などと言うべきではなく、かわりに 明日、来年、あるいは10年後の自分 たちの人生をはっきり思い描くことが 大切です。
ほとんどのやっかいな人に対応できる ということです。
理不尽になっている友人やパートナーや 子ども、その他の人と接するときに 効果があります。
そのうえ、とても気難しい、または 口汚い取引相手と関わるときの優れた 先制攻撃としても使えます。
過ぎたことにあれこれケチをつける人 にも試してみる。
あなたの下した判断が結果として 間違っていたとき、あなたを責めまくる 人に対してです。
何の役にも立たない批評を浴びせ、 あなたに罪悪感や憤りを覚えさせる。
そういう人にはこう言ってみる。
｢これからは、事前にあなたの意見を 求めていないかぎり、私が物事を 決めたあとに、ほかの対処法をとるべき だったなどと言わないでほしい。
こんなことが続くなら、決めたことを もう話さない。
それはトラブルを避けたいからでは ない。
事が起こったあとに、介入してほしく ないだけだ。
でも、判断を下す前なら、あなたに 意見を聞くこともあると思う｣
このような秘訣を使って、企業内での もめごとを収めたり、夫婦の離婚の 危機を救ったりと、さまざまな問題を 解決してきたそうです。
そして、どんな人でもこれらの方法で 日常の理不尽な人とうまくつきあえる ようになります。
人間関係で悩みを抱えている方は、 参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考文献；『身近にいる｢やっかいな人｣から 身を守る方法』 （マーク・ゴールストン著、あさ出版）
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