愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

マイナスな口調をやめると不安が消えてなくなる

誰かと一緒にいて、不安や緊張を感じた ときに「意識」が働いてしまうと、 「この人とは合わないから緊張している」 「相手から生意気だと思われているから 不安になる」などと原因を考えてしまい がちです。

 

そして、そんなときには、つい会話の 前置きとして「たいしたことじゃないん ですが」とか、「どちらでもいいのですが」 というようなことを言ってしまったり するものです。

 

「意識」が「この人とは合わない」という 方向に動いてしまうのは、「価値観が 自分とは違う」と判断してしまうから。

 

そうしたニュアンスが言葉として出て しまうと、相手に「たいしたことが ないんだったら喋るなよ」「どちらでも いいんだったら言ってくるなよ」と露骨に 嫌な顔をされるため、「やっぱりこの人 とは合わない」という不安が自分のなかで 増幅されてしまうのです。

 

それは、自分のなかの「意識」が不安に 思った方向に導くため、言葉に口癖の ような前置きをつけさせてしまうという ことです。

 

しかし、逆に自分が使う口癖に注目する と、「意識がつくり出したい現実は どんなものか」ということが見えてくる ものです。  

 

たとえば「あなたにはわからないかも しれませんが」とか「ちょっと難しいかも しれませんが」というような口癖は、 「自分は誰からも理解されない」という 現実をつくり出してしまいます。

 

意識が「誰からも理解されず、自分が どんどん孤立してしまう」という不安を 増幅させるため、「孤立する」という 現実がつくり出されていきます。

 

また、「ちょっとまどろっこしいかも しれませんが」「説明しにくいのですが」と いう口癖を使っている場合、意識は 「自分は人から誤解されて嫌われる」と いう現実をつくり出そうとしているとき だったりもします。

 

でも「無意識」を味方につけると、 「あの口癖って本当は不安な現実を つくり出していたんだ」ということに 気づきます。

 

その結果、「いままでの大変さは なんだったんだ?」と痛感するくらい、 口癖によって面倒な現実がつくり 出されていたことが見えてきます。

 

参考文献:『「気にしすぎてうまくいかない」 がなくなる本』(大嶋信頼著、あさ出版

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

生産性向上・コスト削減でお困り、お悩みの 中小企業経営者の方、下記をご覧ください。

 

peraichi.com

 

 

関連・参考ブログリンク

 

note.com