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コミュニケーション上手は具体化と抽象化のバランスがいい!

コミュニケーションがうまい人とは、
業界や立場によって善し悪しや
スタイルの違いがあるために一概には
言えないですが、
「具体と抽象の往復」がうまい人の
ことを意味する
ように思います。

コミュニケーションにおいては、
パターン化できる癖というものが
あります。

1つ目は、具体的なことばかり話して
しまう癖です。

たとえば部下指導においてありがち
ですが、
「これがダメで、これがダメで、
これがダメ」と、具体的な事象を
とにかく指摘してしまいます。

それはそれで正しいことでは
ありますが、その項目が多いと、
聞き手としても頭に入りづらく
なります。

2つ目はその逆で、抽象的なこと
ばかりを話してしまう癖です。

たとえば、「お前はこんなタイプだ」
などと言ってくる人がいたとします。

しかしこの人はなんとなくこのように
言ったものの、その具体的な理由を
説明することができません。

つまり、コミュニケーションに
おいては、具体と抽象の「バランス」
を意識することが肝要です。

 

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そこで、まずは自分が無意識に
どちらの傾向をもっているかという
点を客観的に意識すること。

その結果、1つ目のパターンのように
具体論ばかり述べてしまう傾向が
みられるのであれば、「つまり」
「要するに」というキーワードを常に
頭の中に置いておく。

これらを自分に問いかけることで、
無理やり頭を抽象化へ持っていくの
です。

他方、2つ目のように抽象論が出て
こないのであれば、「例えば」と
いうキーワードを口癖にしてみる。

そうすれば、自分の思考を具体論に
無理やり導くことができます。

このように、自分の癖に気付いた上
で自分に対するキーワードを意識
することが有効です。

自分の癖がわからない時は視覚化
してみることが効果的だと思います。

「ピラミッドストラクチャー」
呼ばれるものがそれにあたります。

最上段に、抽象的に自分が言いたい
ことを配置します。

それを支える具体的なファクトを、
その下に視覚化して書き入れます。

このようにして自分が言いたい
ことのストラクチャーを意識して
いれば、シチュエーションや
与えられた時間、話す相手によって、
具体と抽象を往復しながら話の内容を
変えることができるようになります。

日頃から頭の中をきちんと整理して
おくことが、とても大事なのでは
ないかと思います。

 

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