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アドラー心理学は未来を見る個人心理学

彼自身がアドラー心理学と言ったわけ ではなく、欧米ではアドラー心理学 ではなく「個人心理学」の名称表現が 一般的です。

 

個人はアドラー心理学にとって重要な キーワードになります。

 

理性と感情、意識と無意識、精神と 身体といった具合に、分割して二元論 的に考える心理学が一般的なのに対して、 アドラーは個人は分割できないとして、 全体としての人間を扱います。

 

卑近な例で、 たとえば「ついカッとして」という表現 が使われ、感情だけに責任を押し付け がちだが、そういう立場をアドラーは 取りません。

 

目的があって、全体としての人間は その達成のために怒りの感情を つくり出す。

 

そういう意味で、怒りの感情がさせた ものとの責任転嫁はできない。

 

感情をつくり出しているのは一個の 自分であり、責任の所在は感情だけ にはない。

 

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個人をまとめても意味がない。

一人ひとりの個性を記述的に扱う 心理学という意味合いになります。

 

つまり、誰と特定できない一般的な 分析に終始しないのが個人心理学 の特徴です。

 

個人心理学という表現に内実が 込められています。

 

科学では原因があって結果がある と考えます。

 

目的がわからないと、行動の意味を 理解することはできません。

 

現在生きづらいと思っている相談者が いれば、とかく過去にさかのぼって 原因を探ります。

 

治療者は「あなたのせいではない、 育てられた環境の中では仕方が なかった」。

 

その診断で、相談者はある程度 安心できるかもしれない。

 

だが、それでは決して生きづらさは 解消しないし、問題は解決されません。

 

 

参考文献:アドラーをじっくり読む (岸見一郎 著 中公新書ラクレ 刊)

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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