自由になりたくて組織を抜けるのは意味がない
打ち合わせの日程をいつごろに決めるべきか
というのは、なかなか難しい問題です。
日程を土壇場で決めると、関係者の調整が
難しいため欠席者が出て、打ち合わせ自体の
クオリティが下がる危険性が出てきます。
かといって早めに決めても関係者の不確定
要素が多く、その日が近づいたころに欠席者
が出たり、打ち合わせ自体がドタキャンに
なってしまうこともあるわけです。
なにかの本番と違い、計画段階の打ち合わせ
だと優先順位が相対的に低いため、そういう
ことが起こりがちだということ。
一方、直前に話が急に決まることもよくある
もの。
経験値からいうと、そうしたケースは、個人
よりも企業との打ち合わせに多い。
それは、「個人の都合より、組織の都合の
ほうが優先順位が高い企業人が多い」から
です。
しかし問題は、「個人」で働いているという
ことなのです。
組織に縛られるのが嫌で「出世」したのに、
組織に縛られている人と仕事をすると、
結局はその人の組織に縛られてしまうと
いう現実。
個人の力が、その組織に抗えるほど強い
というパターンは、なかなかないわけ
です。
それは、組織の外で仕事をしてみないと
わからなかったことで、事前に予防線を
張りにくい。
つまり、「自由になりたい」という理由で
組織を抜けることは、あまり意味がない
ということ。
仕事は、「スケジュール」という不自由さ
とつきあうことです。
参考書籍:『「中の人」から「外の人」へ
出世のススメ』
(角田陽一郎 著、日本実業出版社)
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