愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

常に自分の判断基準を磨く

多くの意思決定を迫られる経営者の
方々にお話を聞くと、
「問題が起こってから考えるのでは
遅い」
とおっしゃる方が多いです。

 

これは日頃からあらゆる事態を想定
しておくという意味でもあるのですが、
それ以上の意味もあります。

 

それは、判断のよりどころとなる基準
を常に磨いておく
ということだと
思います。

 

判断がぶれるというのは、基準が
ぶれるということ。

 

基準が状況によって変わっていくこと
は当然あり、それを常に更新できて
いる状態が「磨かれた」状態
だと
思います。

 

新しいゲームが出て、それに夢中に
なってしまうことがあります。

 

いまならさしずめ「ポケモンGO」で
しょうか。

 

何かに「はまる」と、時間の使い方が
大幅に変わってきます。

 

ポケモンのために通勤時間が余分に
かかる人や睡眠時間を削っている人、
あるいは読書などの時間が減って
いる人などがいるかもしれません。

 

これらは、ゲームによってその人の
時間の使い方の優先順位が変わった
ことになります。

 

この変化を自覚していれば生活に
支障はないですが、
無意識のうちに優先順位が変わって
いる場合、自分の仕事や生活との
向き合い方を見失っていることに
なるでしょう。


 

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自分の基準を明確にしていれば、
新しいゲームに夢中になっても柔軟
に軌道修正ができるはずです。

 

この「はまる」という経験は、
自分の価値観を自問する機会に
なっています。

 

つまり、この時間が自分にとって
どういう意味があるのかを、
ときどき問います。

 

自分の判断のよりどころを磨くとは、
自分の価値観を鮮明にすることでも
あります。


 

本当に自分は何に価値を感じるのか。

 

価値観は「好き嫌い」でもあります。

 

好き嫌いのはっきりしている人は、
生活のあらゆる場面で迷いが
ありません。

 

何を食べるか、この映画を見るか、
この飲み会に出るか、このような
無数の意思決定を瞬時に下せる。

 

これは仕事でも同じでしょう。

 

自分のやっている仕事の価値は何か。

 

自分はどんな価値を社会に提供
したいと思っているか。

 

顧客や社会にとって何が価値か。

 

これらが明確になっている時ほど、
迷いなく意思決定できるものです。

 

「日頃から考えている」とお話
する経営者が多いです。

この考えるとは、価値観を鮮明に
することなのです。

 

ライフネット生命出口治明会長は、
「タテ・ヨコ思考」と言う言葉で、
歴史(時間軸という意味の「タテ」)
と旅行(地理的な広がりという意味の
「ヨコ」)の意味を説きます。


 

時代を超えた場に自分が身を置いた
場合、どういう判断をするか。

 

海外の自分とは環境の違う場に
置かれた場合、自分はどのように
行動するか。

 

自分には起こるとは思えない状況
のシミュレーションをも続ける
ことで、自分の価値観が磨かれて
鮮明になるのでしょう。

 

日頃からこのようなシミュレーション
を繰り返している人は、新しいゲーム
が登場して夢中になったとしても、
自分の価値観と結びついた向き合い
方を、瞬時に見つけられるのでは
ないでしょうか。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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