愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

休みの日に仕事のことを考える?忘れている? 

よく「休みの日は、仕事のことを 考えないようにしますか」と聞きます。

 

すると多くの方は、「やっぱり考えて いますね」と答えられます。

 

その背景には、「考えないようにして いるけど考えてしまう」、あるいは、 「休みの時間に没頭して楽しんでいる ともいえるが、仕事のアイデアが 浮かぶこともある」というような経験 があるようです。

 

つまり、どれだけオフを満喫して いても、完全に仕事から離れているとも 言えない状況のようです。

 

そして、無意識に仕事のことが頭に 浮かんだからと言って、決して リラックスできていない、ストレス ある状況というわけでもなさそうです。

 

以前の私は、オフは完全に仕事のこと を忘れることに価値を置いていました。

 

理想は、オフの活動に没頭するあまり、 仕事人としての自分の存在さえ忘れる という状態。 これはこれで素晴らしい時間です。

 

そして完全に仕事から離れた状態から 元に戻る、このギャップの大きさが、 リフレッシュさと、新しい発想を 生み出す下地になると思っていました。

 

しかし、経営者の方々のお話を聞くに つけ、最近は、休みの日に無理やり仕事 から離れようとしなくてもいい、と 考えるようになりました。

 

「考えないようにする」のがかえって ストレスになるなら、自然に任せようと いう発想です。

 

発想を変えても、オフの効果は絶大です。

 

1日や数日という時間単位で、時間に 追われず考える時間が、自分を見直す 機会となり、仕事の流れを俯瞰する 機会になるからです。

 

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このオフの効果は、仕事との距離感を 変える効果ではないかと思っています。

 

一日やるべきことやアポがあり、会社で 過ごす時間は、自分の目の前に仕事が ある状況で、いま目の前の現実と 向き合う状況です。

 

瞬時の判断も求められますし、 その時間での価値の最大化に努めること になります。

 

仕事との距離はまさに近い状態です。

 

一方で、オフの日は、仕事と自分との 距離が遠くなります。

 

何事も近くに寄れば細部がよく見えます。

 

離れると細部が見えなくなる代わりに、 全体像が見える。

 

自分の仕事を誰よりも詳しく知るため には、近くによって細部まで観察する。

 

その一方で、その仕事が社会で どのような価値を生んでいるのかを 見るには、遠く離れ、社会全体の中に 置かれた状況から見てみる。

 

この視点の距離を変えること、 そして距離の往復から問題点や解決策が 見えてくる効果は測りしれません。

 

休みの過ごし方は人それぞれです。

 

仕事から思いっきり離れるのもいいし、 まとまった仕事に取り組むのもあり でしょう。

 

そして仕事から離れようとして 離れられないことに罪悪感を持つことは 避けるべきだと思います。

 

それがストレスになってしまいます。

 

むしろ、浮かんだ仕事についての考えは、 視点の往復運動をしていると捉えること ができます。

「レクリエーション」と言う言葉は、 「re (再び)」+「creation(創造)」 です。

 

オフに効率は求めず、仕事との距離が 離れた自分の状態自体を楽しみたいと 思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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