愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

ぼんやり・ぼうっとする時間を大事にする

スマートフォンタブレット、その他 のデバイスのおかげで、技術上の理由 で仕事に取りかかれない時間帯は 存在しなくなりました。

 

したがって理論上は、以前よりも仕事 がはかどるはずです。

 

すべての時間を仕事に使えて、効率を 最大化できるからであるとも 考えられます。

 

バイスの存在が、ある部分では 生産性を高めてくれるのは明らかです。

 

その一方で、生産性を阻害する由々 しき側面についてはあまり知られて いません。  

それは、ぼんやりと思考をさまよわ せている状態(mind-wondering)、 いわゆる白昼夢を妨げてしまうこと です。

 

退屈な時や仕事の途中で休憩を取る 時に、常に デバイスに向かって いると、新しい情報を処理し続けて いる状態になります。

 

この「常時オン」の状態でいると、 ぼうっとしている時に生じる脳内の プロセスが阻害されます。  

それによって生産性が落ちてしまう 場合があるとのことです。

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神経科学と心理学の研究によれば、 ぼんやりすることは創造性や 計画性を促進し、将来の見返りを 得るために目先の欲望を抑える 能力をも高めます。  

問題に直面して新しいアイデアを 必要としている時、いったん思考を さまよわせてから問題に戻ると、 よい解決策を思いつく可能性が 高まります。  

何か別のことに意識を向けていても、 脳は無意識 下でその問題に関する 処理を続行しています。

 

そのため大量の新情報を追跡して いると、その無意識下の働きが 妨げられて思考のさまよいが抑制 され、創造的な解決策を「培養」 する時間がなくなってしまうとの ことです。

 

途切れることなく仕事に集中し 続けるせいで、将来への計画性を 促進する脳内のプロセスが阻害 されているかもしれないのです。  

また、目先の欲望に屈せず、 より望ましい将来の成果に向けて 自制する能力は常に問われるが、 思考のさまよいは、それを助ける という説もあります。

 

思考をさまよわせている時は、 長期的な目標が脳裏に浮かび、 そうした状況を打開する新たな アプローチがひらめくのだと 思います。

 

バイスの情報の蛇口を閉めない限り、 私たちが取り入れる情報の大部分は、 ただ流れ去っていくだけです。

 

バイスを使うのをやめるべきと いうわけでは ありませんが、時には 手放すことが必要です。

 

そうすれば集中が途切れた時、 モバイル機器の虜にならずぼんやり しやすくなると思います。

 

思考がさまよいだすのを感じたら 身をまかせる。  

考えが別のことに向くのは歓迎すべき だが、あまりに思考力を必要とする トピックでないほうがよさそうです。  

ぼうっと考えることで無意識下の プロセスが働くようにすれば、仕事に 戻った時に成果を上げやすくなり、 長い時間は必要なく、たった数分で リフレッシュできると考えます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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