愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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幸福のあり方は人によって違う

成功するために達成しなければ ならないと思われていることには、 たとえば「よい(と思われている) 学校に入り、よい会社に就職する」 というようなことがあります。

 

しかし、そのような人生だけが すべてではありません。

 

なぜなら、若い人が親に勧められる ままに進学校に入ったとしても、 自分の生き方に疑問を感じることは 当然ありうることです。

 

幸福は「各人においてオリジナルな もの」です。

 

つまり、そのあり方は人によって違う わけです。

 

そのため、この意味での幸福を追求 しようとすると、若い人であれば 親から反対されることがあるわけです。

しかも、成功することが幸福であるとは 限りません。

 

人が羨むような成功を収めたとしても、 幸福だと「思われる」ことに意味はなく、 実際に幸福で「ある」のでなければ意味が ないということ。

 

また、成功を幸福と同一視している人は、 自分の価値を「なにができるか」という 生産性の観点からしか見ないことが多い ものの、実際のところ人の価値は生産性 では測れません。

 

その証拠に、「人生は思いどおりになる」 と豪語している人が、事故や災害、病気 など「思いどおりにならない」経験をすると、 大きなダメージを受けることになります。

 

参考文献:『成功ではなく、幸福について語ろう』      (岸見一郎著、幻冬舎

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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