愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

人の目を気にするのをやめよう

私たちは、小学生のころから通知表で評価されてきました。

そして社会に出てからは、会社の評価によって給料や人事が決められることになっています。

そんな環境で育ってきたのだから、人からの評価を気にしてしまうのは、ある意味で仕方のないことなのでしょう。

だからこそ、「人からどう思われようと気にしません」と気負ったようにいう人に会った場合、「本当にそう思っている人は、そんなことを口にしないよ」と
笑ってその人の肩を叩くのだそうです。

人からどう思われているかを気にしないでいられるようになるには、覚悟が必要とされるわけです。

「自分の言動がどう思われているか」を気にしすぎれば「私はこれでいい」と思うことができず、人からの評価を求めてキョロキョロすることになってしまう
はずです。

そんな人のことを、“心の挙動不審者”と呼んでいます。

もちろん、人からの評価はよいほうがいいに決まっています。認めてもらえれば自己満足感も高まって、楽に生きていけるのですから。

そのためにあえて好評価を得ようとへつらい、媚を売る人がいることも否定できません。

でも、そんな人は、自分に嫌気がさすこともあるのではないでしょうか?

しかし、実はそんなときこそ、人からどう思われるかを気にしないでいられる自分をつくるチャンスです。

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仏さまは、自分が周りからどう思われているかを気にしません。

仏さまは、いつどんなことがあっても心おだやかでいられる境地をそれぞれのやり方で目指しています。

観音さまは「私は慈悲で悟りを目指します!」と宣言し文殊菩薩さまは「私は智恵で悟りに向かいます!」と決めています。

向かうべき目標もやり方も自分で決めているので、他からどう思われているかは気にしません。

私たちも、他人からのアドバイスを参考にしたとしても、目標に向かって自分流のやり方をすれば、人の目を気にする必要はありません。

否、そもそも、気にしている余裕はないのです。

自分でも気づかないうちに、「人から変な目で見られないようにする」ことを目標にしていたということも考えられます。

しかし、そんな目標ではなく、もっと前向きに、「会う人みんなを好きになってみよう」「寝るときに、いい日だったと思えるような一日にしよう」「楽に
人づきあいしよう」など、幸せになれる目標を立てて前に進んでみることも大事です。

 

参考書籍:『他人のことが気にならなくなる「いい人」のやめ方』
(名取芳彦 著、リベラル文庫)

#社会心理学 #メンタルヘルス #マインドセット
#生き方 #ライフスタイル #コミュニケーション

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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