目指すべきは「質の高い」答え
どんな観点によって自分の仕事を評価すれば
いいのか。
そのことについて、「質の高い答えを出して
いたかどうか」が重要になります。
実は、仕事の評価はほとんどがこの観点で
見ることができます。
前述の提案の例でも、「競合よりも魅力的
な提案となっていたか」「顧客の期待を
超える提案となっていたか」などがカギと
なります。
そういわれると、「無理に正解を追求しな
くていいなら気が楽だ」と思われるかも
しれません。
ところがまったく逆で、むしろ「これは
大変なことになった」と考えたほうが
いい。
その理由はいたってシンプルです。
正解は決められたゴールがあるため、
そこに到達すればいいだけのこと。
しかし質の高さを求められるとなると、天井
がないということになるわけです。
つまり「提案が採用されたからOK」という
発想ではなく、常に「より質の高い答えは
ないだろうか」ということを追求し続けなけ
ればならなくなるということ。
そしてポイントは、この「終わりなき旅」を
いかに続けられるかということ。
それが結果的には、深く考えることにつな
がっていくからです。
場合によっては、自信のある答えを再度
見なおし、ゼロからつくりなおさなければ
ならない場面も出てくることになるはず。
そんなときは、「いまのままでも十分なの
に、どうしてやりなおさなければならない
のか」と感じることもあるでしょう。
しかし、そこを乗り越えると、より一層
「質の高い答え」に到達できるというわけ
です。
正解を求める姿勢は、往々にして「間違っ
ていないからいいか」という姿勢につなが
っていくものでもあります。
しかしそうすると、結果的には安易な
答えで止まってしまうことになりかね
ません。
だからこそ、「質の高い答え」を求め続ける
べきです。
参考書籍:『結果を出す人がやっている
「思考整理」の習慣』
(生方正也 著、日本実業出版社)
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度、業務改善コンサルサービスの
LINE公式アカウントを立ち上げました。
『利益率前年比30%アップを実現するには…』
トップメーカーの業務改善ノウハウを
お教えします。
まずは、下記のURLから
LINE公式アカウントに登録してください。
生産性向上・コスト削減でお困り、
お悩みの中小企業経営者の方、
下記をご覧ください。