愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

部下には仕事をどんどん任せる

「組織はリーダーの力量以上にならない」と

いうことばがありますが、これを誤って解釈

している人がたくさんいます。


「力量」を「能力」と勘違いし、すべての

においてリーダーが部下よりも優秀でなけれ

ばならないと思っています。


しかし、そもそもリーダーと部下とでは、

果たすべき役割が違います。


たとえば営業の仕事なら、部下は常日頃

からお客様と接しているため情報を

持っています。


ところがリーダーは、部下と同じように

現場に出ているわけではありません。


つまり、部下のほうがリーダーより

多くの情報や知識を持っているわけです。


なのにリーダーが対抗意識を持って、

部下と同じように現場の仕事に取り組ん

でしまうと、当然のことながらリーダー

が本来やるべき仕事ができなくなって

しまいます。

 

f:id:hiro3729cd:20200807102352j:plain

 

現場に介入しすぎて部下の仕事を奪ったり、

やり方を細かく指示するようになる可能性も

考えられます。


すると部下は、仕事をしづらくなります。


人は「指示されたとおりにやる」よりも、

「自分で考えてやる」ほうがモチベーション

は上がるものです。


だからこそ、仕事や権限は部下にどんどん

配分すべきです。


部下の自主性に任せて権限移譲(エンパワ

ーメント)をすることにより、部下も成長

できるわけです。


もちろん、最初は失敗することもあるで

しょう。


しかし、まずは部下に「失敗するチャンス」

を与えることが大切です。


部下に成長してほしいという思いがある

なら、自分の持っている情報やリソース、

権限を与え、部下が自分で考えた方法で

やらせるべきです。


それこそが、「部下(人)を育てる」

いうことです。


逆にいえば、いつまでも「自分が」に

こだわり続ける人は、この能力を発揮

できず、やがては停滞や自己欺瞞に陥って

しまっています。



参考図書:『部下に9割任せる!』
吉田幸弘著、フォレスト出版



お読みいただきありがとうございました。

 

 

この度、業務改善コンサルサービスの
LINE公式アカウントを立ち上げました。

『利益率前年比30%アップを実現する

には…』 
トップメーカーの業務改善ノウハウを
お教えします。

まずは、下記のURLから

LINE公式アカウントに登録してください。

 

lin.ee

 

生産性向上・コスト削減でお困り、

お悩みの中小企業経営者の方、

下記をご覧ください。

 

peraichi.com

 

 

関連・参考ブログリンク

 

note.com