「前例がない」と反対意見を述べることでモチベーションを下げる人も、決して少なくはありません。
しかし、いまの時代、前例に基づいて意思決定をするということは大きな成功につながりにくいはず。
二番煎じと見られることもあるため、多くの場合は競合に負けていくことになるわけです。
プライスリーダーになれる人とは、古い言葉で言うと、ブルーオーシャンに入っていける人でもあります。
とすると前例がないと反対してくる人は、その人の役割意識として反対している場合があります。
「会社として慎重に考えなさい」という意味合いで、象徴的な「前例がない」というネガティブな発言をしているのです。
「前例がない」と言われたときに大切なのは、「だからやるんじゃないですか」ということを相手にさらっと返すこと。
その際にはまず、反対意見をぶつけなければいけないその相手のことを立ててあげると効果的です。
「その発言はごもっともです」と受け止め、価値を提示しながら「だからこそやりましょう」と言い切ってみるべきです。
相手の発言をまともに受け止め、モチベーションを下げてしまうのはもったいないこと。
そこで、自分の意思を貫くかたちで阻止してみようということ。
部下から「なんでこんなことをしなきゃいけないんですか?」「これをやってなんの意味があるんですか?」などと言われたことがある上司もいるはずです。
「そんなことまで教えなくてはならないのか」と感じることもあるでしょうが、そういったときには、どうしたらいいのでしょうか?
もちろん感情的になる必要はありません。 仕事の意味は伝えないとわからない世の中になったことを受け入れて、面倒くさがらずに意味と理由を丁寧に伝えてあげましょう。
さらにプラスアルファの対策として「それをやるのがあなたのためだと思うから」と言ってあげるのです。
「なんとなく自分にプラスになる」と思えるくらいの納得感を伝えるだけでも、効果が期待できます。
参考書籍:『モチベーション下げマンとの戦い方』
(西野一輝 著、朝日新書)
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