愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「自分と相手は違う」と意識する

「慎重派」と「楽観派」のやり取りを
見ると、なんとなく2人の気が合って
いないことがわかります。

 

石橋を叩いて渡りたい先輩は、心配性
なくらいプレゼンの進捗が気に
なります。

 

にもかかわらず後輩が軽い調子で
「大丈夫です」と答えるので、
「本当に大丈夫なのか」と、とても
気になってしまうわけです。

 

こんなふうに性格が全然違うと、話も
かみ合わず、気も合わないという
現象が生じ、お互いにイライラ
してくるものです。


 

プライベートなつきあいであれば、
そうした人は避けて通ることも
できます。

 

ところが、仕事だとそうは
いきません。

 

うまくやらないと仕事の進み具合に
影響が出ますし、メンタルヘルス
にもよくありません。

 

こういった「かみ合わない」ことには
性格の影響だけでなく、「話の解釈の
違い(ポジティブに捉える vs
ネガティブに捉えるなど)」
「話の大きさの違い(短期目標に
ついて話している vs 長期目標に
ついて話しているなど)」
「お互いの常識の違い(関西では
「考えておきます」が「お断りします」
の意味になるなど)」「男女の違い
(未来志向の男性心理と、過去を
大事にする女性心理など)」
と、
さまざまな要因があるのだそうです。

 

話がかみ合わない場合、それをなんとか
うまく合わせようとしても徒労に
終わることが多いといいます。

 

お互いの常識や性格の違いなど、
根本的な違いがあるとうまくいかなくて
当然だからです。

 

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そもそも私たちの心のなかには程度の
差こそあれ、「私は正しい、間違って
いない」という思いがあります。

 

慎重派の先輩は「きちんと石橋を
叩いて確認しながら仕事を進めるのが
正しい」と思っていますし、
楽観的な人は「心配しても仕方がない
から、できるところまでやって、
あとは現場でうまくやればいい」と
思っているわけです。


 

私たちの言葉はそういった思考パターン
(考え方、価値観、常識、感受性など)から
生まれてくるので、同じ言葉で
あってもお互いに違う意味で使っている
場合も少なくないということです。


 

そこで大切なのは、「まるで違う言語
をしゃべっているかのように聞き、
話す意識を持つこと」
だと
いうことです。

 

そうやってかみ合わない会話をよく
見てみると、どこかで相手が自分と
同じ感性、目線、やり方、価値観で
あることに期待している自分と出会う
のだそうです。


 

だから、その期待を手放し、「あの人
と自分は違う人間」だという意識を
持てばいいという考え方。

 

「違う」という目で相手を意識して
みると、相手がどんな価値観や考え方
を持ているのかを受け入れることが
できる
といいます。

 

そして相手の価値観や考え方を理解
していくと、その言葉の意味が
いままでと異なって受け取れるように
なるそうです。

 
参考文献:『人間関係がスーッと
ラクになる心の地雷を踏まないコツ・
踏んだときのコツ』
(根本裕幸著、日本実業出版社

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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