自分のエネルギーの出し方
一生懸命に取り組むことによって、 自分の本当の強みや弱みを知る ことができます。
その結果、自分の強みを生かし、 本当にやるべきことに集中できる ようになり、その分野で成功する 確率が高まるということです。
しかしそれだけではなく、一生懸命 取り組むことには、もうひとつの 大きなメリットがあります。
それは、集中していく過程で エネルギーの出し方がわかるように なるということです。
逆にいえば必死にならないと、 本当のエネルギーの分量もわからず、 出し方もわからないわけです。
けれどエネルギーの出し方が わかると、他のことであっても、 エネルギーを出そうと思えば出せる ようになります。
もちろん人それぞれ、潜在的に 持っているエネルギー量は違います。
しかし、とにかく一生懸命になる ことが、自身のエネルギー量を知り、 その引き出し方を知る最高の方法です。
それを知っている人の好例が、 トップアスリートたちです。
水泳でもアイススケートでも、自分の 限界のギリギリのところを探りながら 必死に取り組むことでエネルギーを 出し切り、成果（＝アウトプット）を 上げているということです。
つまりエネルギー、すなわちやる気と いうのも、引き出すにはコツがあり、 筋トレのように鍛えることができる ものです。
それが分からないままだと、何を していても、ものごとを表面的に こなすことにとどまってしまいます。
それでは、本当の実力を発揮し、 ギリギリのところで勝負すると いうことはできないで終わって しまいます。
しかも残念なことに、多くの人が 自分のエネルギーの限界を知らない ままになります。
つまりそれは、なれる最高の自分にも なれないでいるということです。
持っているエネルギーを目いっぱい 出してこそ、なれる最高の自分に なれるものです。
だからこそ、意識的にそういう機会を つくることが必要です。
参考図書：『なれる最高の自分になる』 （小宮一慶著、 ディスカヴァー・トゥエンティワン）
お読みいただきありがとうございました。
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