愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

1日の行動の9割は無意識でやっている

人は変化に適応して生きています。

気候の変化、株式市場の変化、
組織の変化など、自然・社会・
経済的変化から、幼稚園に入る、
社会人になる、子どもができるなど
個人の成長に伴なう変化、さらには
お腹が空く、眠くなるなど時々刻々
と起こっている身体的状況の変化
など、身体の内外で起こっている
さまざまな変化に対応して生きて
います。

そして、この対応の9割以上を脳は
無意識に決定して行なっています。

朝、目覚まし時計のアラームを
聞いて止めることから始まり、
トイレに行く、顔を洗う、食事を
する、自動改札口に定期をかざし
満員の通勤電車に乗り、仕事場に
着く。

会社の机に向かい、パソコンの
電源を入れ、キーボードをたたく……
そして、夜、ベッドに入って眠る
まで、多くのことは無意識に
行なわれています。

「眠る」という行為だけを切り
取っても、ベッドに入るところまで
は意識的かもしれないが、いつから
眠っていたのかを知ることは
できません。

夢を見るのもそうです。

TV番組を見るのとは異なり、自分で
内容を選択しているわけではなく、
無意識に見ているのだそうです。

最近の脳科学研究により、脳は私たち
が寝ている間は活動していない
(休んでいる状態)わけではなく、
一生懸命、その日一日で起こったこと
を整理しているようだということが
わかってきました。

しかし、私たちはそんなことは知る
由もなく、もちろん寝ている間に
それを意識して行なうように
指示できるはずもありません。

 

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一度、コンビニエンスストアで飲料を
買ったとき、レストランのメニューを
開いて食べるものを決めたとき、
上司からオーダーされた仕事を実行
したとき、部下に仕事の指示を出した
とき、自分が行なった意思決定を
見直してみてほしい。

意外なくらい、その理由が言葉に
できないものであったり、バイアスが
かかった決定であったりすることに
気づかされるのではないだろうか。

他人を知るためには、相手の身体内外
の変化をできるだけ精緻にとらえる
ことが重要です。

昨今の情報通信技術やセンシング技術
の飛躍的進化により、多くの情報を
リアルタイムで捉え、その変化を精緻
に探ることは可能になってきては
います。

しかし、その変化に対して、どのよう
に対応するか、その意思決定から行動
に移るまでのプロセス、すなわち脳が
どのように情報を処理しどういう結論
を導き出しているかを知ることは容易
ではありません。

 

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