大人が赤ちゃんから学ぶ呼吸の仕方がある
呼吸の理想は、赤ちゃんや子どもの ころの呼吸にあるそうです。
呼吸エクササイズは決して目新しい メソッドではなく、赤ちゃんから 子どものころにやっていた呼吸法を 取り戻そうとしているにすぎない。
生まれたばかりの赤ちゃんは歩くことが できず、およそ1年くらいかけて、 徐々に立ち上がり、歩けるようになって いきます。
そして、歩行を獲得するにあたっては、 呼吸が大きく影響するそうです。
生まれて呼吸を始めたばかりの赤ちゃん は不安定な状態ですが、しばらくすると 次第に首が据わってきて、手足を自由に 動かすようになります。
さらに時間が経つと、寝返りを打てる ようになり、ハイハイをするようになり、 つかまり立ちをし…と動作の成長が 見られます。
こうした動作の成長を可能にしている のが、「腹腔(ふくくう)内圧(IAP= Intra-Abdominal Pressure)」。
腹腔内圧が高まると腹腔が風船のように 膨らみ、脊柱とともに体幹が安定します。
その結果、自分が動かしたいように 自由に体を動かせるようになるため、 大脳の成長とともに、1年ほど経てば 立ったり歩いたりできるようになります。
たとえば体幹トレーニングとして紹介 される代表的なエクササイズのひとつが、 「サイド・プランク」。
横向きに寝て、下側の肘と足で体を支え ながら、胴体と骨盤を浮かす。
体の横やお尻の筋肉を使って、体幹を 安定させる目的で行います。
これなどは、赤ちゃんが仰向け状態から 体を横向きにして、四つん這いの姿勢を とるまでの姿勢に似ています。
また、うつ伏せ状態で肘とつま先を 支点に体を起こし、体と地面を平行に キープする「プランク」も、もとはといえば 赤ちゃんのうつ伏せの動作から生まれた ものと考えられます。
そう考えると、たしかに赤ちゃんの ころの発想に立ち返ることは大切なの かもしれません。
参考図書:『「呼吸力」こそが人生最強の 武器である』 (大貫 崇著、大和書房)
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