愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

いい人を演じると、自分も周りも不幸になる(その1)

誰だって人に好かれたいとか尊敬され たいという気持ちはありますが、 無理していい人になろうとすると 自分にしっぺ返しがきます。

優柔不断だとか、ひどい時は不誠実 だと思われることもあります。

それよりも、正直に自分の思っている ことを伝えるようにしたいものです。

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いい人に見られようとすると、自分の 本当の気持ちや、やりたいことを 無視することにもなります。

そのような生き方は、理不尽なことが あっても批判をぐっとこらえ、その 代わりに人に気に入られることを 言うことで、周りの人たちにサービス しているようなものです。

強さと優しさは両立できるものだと 思います。 自立した個人でありながら、人を 気遣うことも できます。 よって、いい人でいるのをやめても 他の人の不利益にはなりません。

むしろ、いい人を演じることで自分や 身の回りの人に悪影響を与えることは たくさんあると思われます。

アジア経営者連合会様主催(ツイッターセミナー:澤田 秀雄理事長も参加していただきました。)

いい人というのは、やりたくないこと がある時にそれを言えないことが 多いです。

「本当にどっちでもいいよ」とか 「私は気にしないよ」とか 「何でもいいよ」と いうようなこと を言って、自分の意見を曲げています。

身の回りの人の意見に従ってばかり いると、自分の本当の気持ちが わからなくなってきます。 私は、いい人に思われることに囚われ ていました。

しかし、いい友人、いい同僚、いい リーダーになるには、人の意見に 耳を傾けるのと同じくらい、 自分の意見を他人と共有することも していかなければなりません。

友だち関係、仕事、グループでの行動 に対して、自分がどう感じているのか を改めて確認するために、自分が好き じゃないことややりたくないことを 書き出すのは有効でした。

ほとんどの人は、そこまで自分の 気持ちに鈍感ではないと思いますが、 自分の意見を改めて確認するため には、いい方法だと思います。