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プロジェクトは同時並行せず、一点集中

プロジェクトを確実に前に進めるため のポイントのひとつが「同時進行は なるべく避ける」ことです。

 

特に3カ月でなんらかの結果を出すため には、1日あたり、それなりの時間を 注ぐことが必要です。

 

ましてや、高度な思考を伴うものや、 新しい価値を生み出す場合はなおさら です。

 

そこで、なるべく同時進行はせず、 ひとつのテーマに集中して効果的に 時間を使うことが重要だと考えている わけです。

 

それに、ある程度ひとつのことに 集中しないと、実効性が高まりにくい という問題が発生するかもしれません。

 

複数のテーマを並行して進めようと すると、お互いのプロジェクトを 言い訳にしてそれぞれが進まなくなる 可能性が高くなります。

 

たとえば3つのプロジェクトがあると すれば、「Aをやろう、いや調子が悪い からBにしよう、でもやっぱりCが先 だな」というようなことになり、 「どれにも集中していない」ムダな時間を 過ごすことになりかねません。

 

 

もし、いくつかのテーマを並行せざるを 得ないなら、まず「Aが忙しかったから、 Bはできませんでした」という状況に 陥らないようにすることが大事です。

 

細かく計画をつくるなり、どこまで 進んでいるかを確認するための マイルストーンを立てるなり、 「いますべきこと」に集中するための 工夫が欠かせないということです。

 

さらには、(取り組む内容にもよる とはいえ)基本的にはフルタイムで 臨むほうがはるかに効果的です。

 

逆に片手間では、どうしても中途半端に なってしまいがちです。

 

また、「このテーマは3カ月月楽しんで 取り組みながら続けられるか?」と いうことを見極める意味においては、 週の半分以上の時間を支えているか どうかがひとつの目安になります。

 

3カ月間取り組むときには、週に15時間 以上は使うくらいでやってみないと、 続けるのかやめるのか判断する 検証作業にはなりません。

 

そして、もしもそれなりの覚悟で 「取り組む」と決めたテーマなのに、 週の半分以上の時間をかけられない、 あるいはかけようとしていないのなら、 自分のなかでのそのテーマの優先順位が 下がっていることを自覚したほうが いいです。

 

中途半端な取り組み方だと、次に活かす ことができないからです。

 

ましてや新たな価値を見出したり、 一流と言われるようなスキルを身に つけたりするために3カ月間取り組む のであればなおさらです。

 

その場合は、やる日とやらない日が あるということではなく、習慣にする くらいの意識を持ち、ほぼ毎日取り 組む必要があります。

 

「このプロジェクトを必ずやり遂げたい」 と強く思うのなら、まずはまとまった 時間を確保し、「一点集中」することが 大切です。

 

いうまでもなく、片手間でやると 中途半端になってしまいがちだからです。

 

参考文献:『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフト freeeを生み出した「3か月ルール」』 (佐々木大輔著、日本実業出版社

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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