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人生の全てをスマホに差し出してはいけない

スマホとの心理的つながりが高いと 認識している人ほど、スマホの存在 がもたらすマイナスの影響を強く 受けると言われています。

 

つまり、「スマホなしには1日だって 過ごせない」「1日でもスマホを 使えないと辛い」といった文章に強く 同意する人たちである。

 

スマホに頼る人がますます増えていく 世の中で、この影響はさらに強まり、 また、さらに広がると見るのが論理的 だと思います。

 

運転中に通話やメールをしていて (または歩行者がメールしていて) 死亡事故につながった例は多い。

 

何か別のことをしている最中に着信音 が鳴るだけでも、不安が募ります。

 

誰かからのメールや電話を逃がしたと 思うと気もそぞろで、長時間の集中を 要する作業のパフォーマンスが 落ちたり、楽しみが台なしになったり するおそれがあります。

 

こういった認知上、健康上の悪影響に 加えて、スマホは社交にもマイナスを およぼすかもしれない。

 

スマホを取り出すことが人付き合いの 邪魔をし、楽しさを減らす可能性が あります。

 

だが、こういったスマホの欠点を心に 留めると同時に、スマホには非常に 大きな価値があることも認めなくては なりません。

スマホの用途は、はっきりしています。

 

たとえば、待ち合わせをしている相手 と連絡を取るときや、よりよい 意思決定に役立つ情報を検索するとき などに、スマホは大いに役立つ。

 

まさに、スマホがあってよかった、 と実感する状況です。

 

ただし、自分の人生すべてをスマホに 差し出すのではなく、人生は自分の 手でコントロールする。

 

スマホが直接必要ではないときや、 その場に集中すべきときには、スマホを (別の部屋に)しまう時間をつくるのが 有益だと思います。

 

生産性を最大限高めるためには、 スマホから離れる時間をつくり、 より深い思考が必要な仕事を仕上げる ようにするとよい。

 

さらに、「会議中はスマホを使わない」 と決めるだけでは不十分かもしれません。

 

スマホをまったく持ち込まずに会議を 行うほうが効果的であり、集中力や 頭脳の働き、それにクリエイティブな 解決策を導き出す能力が高まる。

 

広く日常生活においてにも、スマホを (遠くに)しまうことで、集中力と 認知力を高められるだろうと考えます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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