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アンコンシャス・バイアスとは?

私たちは知らず知らずのうちに、 偏ったものの見方をしていることが あります。

 

自分でも気づかないうちに、過去の 経験などを通して「きっとこうだろう」 と信じ込んでしまいがちです。

 

このように、無意識のうちに偏った ものの見方をしてしまうことが 「アンコンシャス・バイアス (unconscious bias)」です。

 

近年、多くの企業で 「アンコンシャス・バイアス (無意識の思いこみ)」をテーマと した研修・講演・ワークショップが 実施され、大きく注目を集めています。

 

実例としてよく知られているのは、 「男性だから」「女性だから」 「理系だから」「文系だから」 「関西出身だから」「ひとりっこ だから」「AB型だから」といった、 ステレオタイプな決めつけをして しまうことです。

 

なお「アンコンシャス・バイアス」 には偏見だけでなく、もっと広い 意味があります。

「これまでに成功し続けてきた私の 判断は、常に正しい」というような 成功体験や、「私は以前こんな 失敗をした。

 

だから今回もダメなはずだ」といった 失敗体験のように、過去に とらわれた言動もアンコンシャス・ バイアスのひとつです。

 

同じように、「少しくらいの遅れ なら問題ないだろう」「この程度の ミスなら報告しなくても大丈夫 だろう」というように、慢心した 考えを持ってしまうのも アンコンシャス・バイアスです。

 

自分自身はこのような考えや行動に ついて、「大きな問題ではない」と 思っていたりします。

 

ところが結果的には、それがもとで メンバーを傷つけてしまったり、 状況判断を誤ってしまうこともある わけです。

 

それは、脳が「あれこれ考えること を避け、意識しなくても状況に 対する判断を自動処理するように できている」ためです。

 

いってみれば脳がラクをしようと しても無意識のうちに勝手な判断を してしまうということです。

 

メンバーがイキイキと働いていない、 イノベーションがなかなか起きない、 組織の風土改革が進まないなどと いったリーダーの悩みの原点に、 こうしたアンコンシャス・バイアス が潜んでいるかもしれません。

 

参考文献:『あなたのチームがうまく いかないのは「無意識」の思いこみの せいです―信頼されるリーダーになる たった1つのこと』 (守屋智敬著、大和書房)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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