愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

相手の立場につねに配慮すれば、トラブルは避けられる【忘己利他】

奈良の法隆寺にある国宝 「玉虫厨子(たまむしのずし)」 には、「捨身飼虎図」と呼ばれる 絵が描かれているそうです。

これは、ブッダの前世を描いた物語 『ジャータカ』にある、次のような 話に由来したものです。

”3人の王子が森の中を歩いていると、 飢えた虎の母子に出会いました。

衰弱した母虎には7頭の子どもが いましたが、飢えのあまり人を襲う 力も残っていないため、自分の子ども を食べようとしていました。

それを見た2人の王子は、そのまま 立ち去りましたが、虎の母子を あわれんだ3番目の王子は、自分の 身体を虎の前に投げ出しました。

そして、王子の身体を食べることで、 虎の母子は生命をつないだのです。”

いうまでもなく、この王子とはブッダ の前世の姿です。

自らの生命を捨て、他の生き物を救う 行為は、最高の布施とされている そうです。

そして、このエピソードは、自分のことを 忘れ、他の人々のために尽くす精神の 象徴です。

これを「忘己利他(もうこりた)」と 呼び、仏教の教えの真髄とされています。

また、伝教大師最澄「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」 という言葉を残しています。

「自分のことはあとにして、まず人様に 喜んでいただくのが仏の行いであり、 そこに幸せがある」という意味です。

つまり、我欲が先に立つような生き方 からは、幸せは生まれません。

参考文献:『ブッダの問題解決入門 捨てる力』 (大喜多健吾著、ダイヤモンド社

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このコラムの内容・考え方に興味のある方、 ビジネスコミュニティ活動に参加して みたい方は下記URLまで、アクセスしてください。

line.me

 

  新しい時代のインターネットを活用した ネットワークビジネスのノウハウを習得
出来れば、ライフシフトしながら時間的・ 経済的自由を 自分のものにしてストック ビジネスを 展開出来ます。

ads-asp.com

パラレルワーク・ライフワークで 人生100年時代の生きがいを見つめ直す…。 ビシネスパートナー募集中です。

興味のある方、下記の要項をご覧ください。

peraichi.com