ブランドとは、「企業とお客さんとの接点を通して、お客さんに評価され、お客さんの頭の中に蓄積されていく価値」のこと。
ブランドは、企業側とお客さんとの接点を通じ、五感によって体験することでしか感じることのできないもの。
そのため企業側は、商品や売り場、オンライン上のコミュニケーション、店頭での接客などの接点(=タッチポイント)によって、ブランドの特徴やエンドユーザーへの提供価値などを、一貫性を持って伝えていく必要があります。
そうすることで受け手(お客さん)の頭のなかにブランドが構築され、育っていくわけです。
そのように、お客さんの頭の中にブランドを構築し、価値を高めて確固たる評価を得ていくことをブランディングと呼びます。
簡単に言うと、ブランディング活動とはブランド価値を高める技術のことです。
たとえば「無印良品」というブランド名を聞いたとき、高確率で出てくるキーワードが「シンプル」です。
「無印良品」と聞いて「シンプル」という答えが出てくるのは、無印良品が長期にわたり、ブランドとしてのエッセンス(大切な要素)でもある「シンプルさ」を構築してきたからこそ。
強いブランドにはそういった「ブランドのエッセンス」があり、それがしっかりお客さんに伝わり、頭のなかに焼きついているわけです。
なお企業側の視点で見た場合、ブランドとは価値観を含んだ概念であり、無形資産でもあるといいます(ブランド=無形資産)。
無形資産とはその名のとおり、「形のない資産」のこと。
工場や設備などのような「目に見える資産」とは違い、特許や著作権など目に見えない資産のことをいうわけです。
資産であるからには、ブランドとは将来的に会社に利益をもたらすものだということになります。
参考書籍:『ブランディングが9割』
(乙幡満男 著、青春出版社)
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